「見とれる」の意味
魅了されてじっと見つめる
「見とれる」の例文(場面別)
- 日常会話彼女の美しさに見とれてしまい、話すのを忘れてしまった。
- 芸術鑑賞その絵の緻密な描写に見とれて、時間が経つのを忘れた。
- 自然観察山頂からの景色に見とれて、しばらく動けなかった。
小説での「見とれる」の使い方
...自分自身の肉体に見とれる有様を...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...しみじみと見とれるのは...
薄田泣菫 「雨の日に香を燻く」
...頭の上の柿の実に見とれる折にも...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...山水の美にうつとり見とれるほどの余裕なんて無いやうに思はれるが...
太宰治 「お伽草紙」
...山水の美にうつとり見とれるほどの餘裕なんて無いやうに思はれるが...
太宰治 「お伽草紙」
...彼は珍らしそうにそれらのものに見とれる...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...黙つて立つてるもので先生はしかたなしに一字二字づつ教へて手をひくやうにして読ませたけれど私は加藤清正が明軍に取囲まれてる挿画に見とれるばかりで本のはうは皆目わからない...
中勘助 「銀の匙」
...そのときなにげなく窓から垂れてる自分の腕をみたところ我ながら見とれるほど美しく...
中勘助 「銀の匙」
...人々が自然の美しさの中に見とれるということは...
中井正一 「図書館に生きる道」
...虫眼鏡で雪山の姿に見とれる癖がついてしまった...
中谷宇吉郎 「大雪山二題」
...自分でも見とれることもあるのだった...
長谷川時雨 「田沢稲船」
...実にどうも見とれるような美人...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...繁華街ですら男どもが振り返って見とれるほどだ...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「玉手箱」
...物を食う男の口許(くちもと)を母親のように見とれる年齢に達していた...
本庄陸男 「石狩川」
...その閑寂優雅なのに見とれるのである...
三上義夫 「芸術と数学及び科学」
...面頬(めんぼお)も胴(どう)も籠手(こて)もしばしば見とれるほどの技を示します...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...見とれるばかりいい塔なり...
吉川英治 「随筆 新平家」
...『どんな不作法な見物人達も悉く鳴りを静めておとなしく彼女に見とれるのです...
渡辺温 「絵姿」
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