...はやくも先を見とおし...
海野十三 「氷河期の怪人」
...見とおしもきかぬ深い森が...
江戸川乱歩 「奇面城の秘密」
...ごっそり壁(かべ)が落ちて家の中が見とおしになった家もあると聞いたもんですからな...
壺井栄 「二十四の瞳」
...加賀の白山まで見とおしの焼野原――犬の遠吠えも遠のいて...
中里介山 「大菩薩峠」
...いやでも胴中まで見とおし...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...そこまでお見とおしたア知らなかった...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...見とおしとしては結局...
宮本百合子 「新しい一夫一婦」
...現実の刻々を鋭く見とおして...
宮本百合子 「幸福のために」
...そこに一つの見とおしをもっている感覚にまで及んだ知性...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...ロマンティシズムはリアルなものの見とおしから来る一つの美感である筈であり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...益はっきりとしてわかりよく語られる歴史の見とおしというものを失わず...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...やさしさは見とおしの遙かさ壮大さから映って来るものであることを語った文章論は...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...あなたがゆっくり横になりながら答えを見出して下すったらと思います(これは今後の文学がその国でおそろしく豊富に花咲くだろうという明かな見とおしとの対比において)...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...そのかくれた隅々にたちこめる雲霧(くもきり)を見とおしたり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...「どうもおどろきますね」船頭は荒い息をつきながら、「お躯(からだ)はもう、すっかりおとなになっていらっしゃるのに、気持はおくてなんですかね、このまっ昼間の、見とおしで、平気ですっ裸におなんなさるなんて、あっしゃあ胆をつぶしましたぜ」「お育ちが違うから……」若者は、云いまぎらすように、にが笑いをした...
山本周五郎 「山彦乙女」
...明るくって四方八方見とおしだし...
山本周五郎 「山彦乙女」
...見とおしのもとに...
吉川英治 「私本太平記」
...闇の中でも見とおしが利(き)く筈だが...
吉川英治 「鳴門秘帖」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
