...尤(もつと)も一切の社会的覊絆(きはん)を蹂躙(じうりん)して...
芥川龍之介 「創作」
...或は王侯貴族の覊絆を脱して...
石川三四郎 「社会的分業論」
...世の覊絆(きはん)を忘れて...
田山花袋 「田舎教師」
...一年ぐらゐかういふ世離れたところにじつとしてゐたい? 世の中の覊絆(きづな)からすつかり離れて?』『本当だ……それが出来れば結構だけども……...
田山録弥 「島からの帰途」
...この世の覊絆(きはん)と濁穢(じょくえ)を脱ぎ捨てるという心持ちもいくぶんあるかと思われる...
寺田寅彦 「藤棚の陰から」
...本質は不覊奔放な研究家という処にあるだろう...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...この点において北斎は寔(まこと)に泰西人の激賞するが如く不覊自由(ふきじゆう)なる独立の画家たりしといふべし...
永井荷風 「江戸芸術論」
...不覊独立もって他人に依頼せず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...不覊独立(ふきどくりつ)の景影(けいえい)だにも論ずべき場所として学校の設(もうけ)あれば...
福沢諭吉 「旧藩情」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...しかし社会の覊絆が破れれば各部分はばらばらになってしまって...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...不覊独立か...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「道化者」
...不覊塵累」が活きるのである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...少くも未だ其覊旅の状況を悉(つく)さざる時の語である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...或は兵学者山県大弐をして今の朝廷は覊囚の如しと歎息せしめ...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...吁嗟かくばかり覊軛ある世に...
横瀬夜雨 「花守」
...世にいふ一種の狷介不覊なるものが...
吉川英治 「折々の記」
...君主と高ぶり奴隷と卑しめらるるは習慣の覊絆に縛されて一つは薔薇の前に据えられ他は荊棘の中に棄てられたにほかならぬ...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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