...なおこれ名利の学問であるわいと忽(たちま)ち皇円阿闍梨の許を辞して黒谷(くろだに)の西塔(さいとう)...
中里介山 「法然行伝」
...源空という生涯を通じてのよび名を十八歳の時叡山の西塔黒谷の慈眼房叡空の庵に於てつけられたのである...
中里介山 「法然行伝」
...二十九比叡山西塔の南谷に鐘下房少輔(しょうげぼうしょうゆう)という頭脳のよい僧侶があったが...
中里介山 「法然行伝」
...まあこれを三つに分けて東塔とか西塔とか云うのだと思えば間違はない」「まあ...
夏目漱石 「虞美人草」
...西塔の四階で満二年の間...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...こっそり姉のいる西塔へ遊びに行くことも出来...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...かつて西塔に住んであらまし人の話を聞いたと称してその実は非常な通であった...
柳田国男 「雪国の春」
...西塔(さいとう)小六対手(あいて)...
吉川英治 「剣難女難」
...投げ槍の使いてはたしかに西塔小六...
吉川英治 「剣難女難」
...根本中堂(こんぽんちゅうどう)をはじめ山王七社も東塔(とうとう)西塔の伽藍(がらん)も三千の坊舎(ぼうしゃ)も...
吉川英治 「新書太閤記」
...西塔(さいとう)の双林寺(そうりんじ)にいる妙光房浄峨(みょうこうぼうじょうが)というものだが」「はい」「ま...
吉川英治 「親鸞」
...西塔(さいとう)へ行った帰りに...
吉川英治 「親鸞」
...西塔(さいとう)や...
吉川英治 「親鸞」
...どうしたのじゃ」西塔の如法堂(にょほうどう)で...
吉川英治 「親鸞」
...……それには違いありませんが、今では、西塔の堂衆で、朱王房という悪魔です...
吉川英治 「親鸞」
...西塔(さいとう)の学僧寮に堂衆として取りたてられ...
吉川英治 「親鸞」
...西塔の考えでやるがよい...
吉川英治 「親鸞」
...西塔は弘仁期にかかるかもしれぬといわれている...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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