例文・使い方一覧でみる「褐」の意味


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...流れるやうに飛んで行く色の鳥が一羽あつた...   流れるやうに飛んで行く褐色の鳥が一羽あつたの読み方
芥川龍之介 「槍ヶ嶽紀行」

...」こう云ったのは色を帯びた...   」こう云ったのは褐色を帯びたの読み方
アルテンベルヒ Peter Altenberg 森鴎外訳 「釣」

...寢衣の裾より出でたる色の裳(も)を見るに及びて...   寢衣の裾より出でたる褐色の裳を見るに及びての読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...赤色の無数の浮漂微生物の群成に依る赤潮が...   赤褐色の無数の浮漂微生物の群成に依る赤潮がの読み方
大阪圭吉 「死の快走船」

...ここの水は近くの水よりも濃い色になった...   ここの水は近くの水よりも濃い褐色になったの読み方
ジョン・スノウ John Snow 水上茂樹訳 「コレラの伝染様式について」

...この木のように年を経ては茶色を呈して来るものかと思いました...   この木のように年を経ては茶褐色を呈して来るものかと思いましたの読み方
高村光雲 「幕末維新懐古談」

...重い暗い茶色の空気が漂うて...   重い暗い茶褐色の空気が漂うての読み方
谷崎潤一郎 「少年」

...」ホームズは棚から色の分厚い本を取りだした...   」ホームズは棚から褐色の分厚い本を取りだしたの読み方
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」

...黄色の脂で爛(ただ)れてしまった――指の爪は...   黄褐色の脂で爛れてしまった――指の爪はの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...(かっ)色の厚い皮膚の下の赤い血などをもってして...   褐色の厚い皮膚の下の赤い血などをもってしての読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...黄色の濁水が滾々として押し流された...   黄褐色の濁水が滾々として押し流されたの読み方
長塚節 「太十と其犬」

...例の暗色の樫(オーク)の骨組を白堊の壁の上にむきだして...   例の暗褐色の樫の骨組を白堊の壁の上にむきだしての読み方
野上豐一郎 「ウォリクの城」

...丼の蓋を除ると、茶色に近い、それも、うんと皮(即ちコロモ、即ちウドン粉)の幅を利かした奴が、のさばり返っているようなんでなくっちゃあ、話にならない...   丼の蓋を除ると、茶褐色に近い、それも、うんと皮の幅を利かした奴が、のさばり返っているようなんでなくっちゃあ、話にならないの読み方
古川緑波 「下司味礼讃」

...日焼けした色の顔がさっと青ざめた...   日焼けした褐色の顔がさっと青ざめたの読み方
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」

...色に染められた...   褐色に染められたの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「衣裳戸棚」

...これは人情からいっても止むを得ないであろう……巻物の裏一面に何かキラキラ光る淡色の液体を塗ってある上に指の跡みたような白い丸いものが処々附いているようであるが...   これは人情からいっても止むを得ないであろう……巻物の裏一面に何かキラキラ光る淡褐色の液体を塗ってある上に指の跡みたような白い丸いものが処々附いているようであるがの読み方
夢野久作 「ドグラ・マグラ」

...突撃隊の色の整列で群衆はピタリと止っている...   突撃隊の褐色の整列で群衆はピタリと止っているの読み方
横光利一 「欧洲紀行」

...全身塗金であったのが今は銅のごとき黄色になっている...   全身塗金であったのが今は銅のごとき黄褐色になっているの読み方
和辻哲郎 「古寺巡礼」

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