...繻子(しゅす)の半衿のかかった軟かい袷(あわせ)を着て...
徳田秋声 「足迹」
...たとえばレエスの衿飾(えりかざり)や...
フランセス・ホッヂソン・バァネット Frances Hodgeson Burnett 菊池寛訳 「小公女」
...着物の衿を細く出して...
林芙美子 「帯広まで」
...僕は沁々(しみじみ)とした気持ちで彼女の抜き衿(えり)を女学生のように詰(つ)めさせてやった...
林芙美子 「魚の序文」
...水浅黄の襦袢の衿など朝子の目に入った...
「一本の花」
...夜具衿とタオル二本...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...咲枝が半衿をお礼に送ると言って居ります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...承知しないんだそうです」「なん刻(どき)ごろだ」「八ツ半です」と卯兵衛は寝衣の衿(えり)を掻(か)き合わせた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...寛(くつろ)げた衿(えり)からふところへやや肌寒い風がはいったためらしい...
山本周五郎 「似而非物語」
...なにがけじめだ」又五郎はいきなり島田の衿(えり)を掴み...
山本周五郎 「おれの女房」
...掻きあげた涼しい衿足(えりあし)をこっちへ向けて...
山本周五郎 「新潮記」
...「けしからんぞ貴公は」「…………」「あのときおれの刀は貴公の衿まえを裂いた筈だ...
山本周五郎 「新潮記」
...手拭をとりだして衿から胸のあたりまで流れるような汗を押しぬぐった...
山本周五郎 「新潮記」
...しかしどんな暑さのなかでも衿ひとつ寛(くつろ)げず...
山本周五郎 「新潮記」
...熱いのをあがってるうちに乾かしますから」うしろから衿(えり)を直し...
山本周五郎 「七日七夜」
...それから新しいのを貼って下さいましな」「なにそのくらいのこと」かよはもっと衿をあけた...
山本周五郎 「風流太平記」
...自分の衿褄(えりづま)をつくろいながら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...片手で彼の着物の衿をつかんだ...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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