...唯浴衣の裾を端折っただけで有った...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...その向うの深みのところに浮いてゐる――衣の裾もまくれ...
田山録弥 「花束」
...長衣の裾(すそ)は階段に引きずって...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...彼の上衣の裾(すそ)をつかんでいた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...ぼろぼろの上衣の裾の下にかくした...
アネッテ・フォン・ドロステ=ヒュルスホフ Annette von Droste=Hulshoff 番匠谷英一訳 「ユダヤ人のブナの木」
...然し單衣の裾はぐるつとかゝげて帶を掩うて紐で括つてあつたから白いゆもじが目に立つのみで其帶の結び目はそれはかゝげた裾に隱されて見えなかつた...
長塚節 「旅の日記」
......
長塚節 「長塚節歌集 上」
...くたびれた單衣の裾を端折ると...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...とり/″\の色打ちかさねし御衣の裾長く引かせられ...
羽田亨 「賢所御神樂の儀」
...衣の裾のすぼけた貧相なようすで数珠を持って立っている...
久生十蘭 「新西遊記」
...髪や衣の裾に氷柱(つらら)をつけて私の部屋へやって来るようになった...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...部屋の暖か味でベルナアルさんの髪や衣の裾についていた氷柱がすこしずつ溶けて床の上に滴を垂しはじめる...
久生十蘭 「葡萄蔓の束」
...寝皺の寄った上衣の裾を引っ張り...
久生十蘭 「魔都」
...……床から上衣の裾まで高さは〇・八六米...
久生十蘭 「魔都」
...彼は突然上衣の裾を掴まれ...
北條民雄 「道化芝居」
...吹きまくられたりする白衣の裾を気にしながら...
水上滝太郎 「九月一日」
...浴衣の裾を捲(まく)り...
山本周五郎 「花も刀も」
...肉へ斬り込まれてくる前に触れた浴衣の裾(すそ)は...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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