...ポヽロの通衢(おほぢ)のやうなる穴を穿(あ)けんと叫びぬ...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...すたこらすたこら衢をぬけて走っていると...
李孝石 「蕎麦の花の頃」
...迷(まど)はしき「愛」の衢(ちまた)にひとり立つ...
ダンテ・アリギエリ Dante Alighieri 上田敏訳 「ありとあらゆるわが思」
...終(つひ)に見果てぬ内心の夢の衢(ちまた)に迷ふらむ...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...その上「彼に属せざる者かれの天幕に住み……彼の跡は地に絶え彼の名は街衢(ちまた)に伝わらじ……彼はその民の中に子もなく孫もあらじ……これが日(審判を受けし日)を見るにおいて後に来る者は駭(おどろ)き先に出(い)でし者は怖(お)じ恐れん」...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そして風の強い街衢(がいく)を一時間近く走り続けた...
梅崎春生 「狂い凧」
...彫鞍宝勒飛シ二玉塵ヲ於郊ニ一或ハ氈帽棕鞋蹈ミ二瓊瑤ヲ於街衢ニ一或画舸載セレ妓ヲ或高楼呼ビレ酒ヲ直ニ以為シ二勝遊楽事ト一...
京山人百樹、京水百鶴 「北越雪譜」
...江戸の大都繁華の巷(ちまた)も俄(にわか)に修羅(しゅら)の衢(ちまた)に変じ...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...夜、私は、古着の競売場、茶館、最も雑踏の街衢、または居酒屋にあつて、未知の鼻音の狂熱的な蒐集者であつた...
富永太郎 「断片」
...江戸繁華の街衢(がいく)を行くものもまた路傍の犬と共に長き日を暮らしかぬるが如き態度を示せり...
永井荷風 「江戸芸術論」
...街衢(がいく)の改造されるにつれて...
永井荷風 「葛飾土産」
...利害の衢(ちまた)に...
夏目漱石 「虞美人草」
...灰黄色・淡褐色・白色の石塊を撒き散らしたように街衢が交錯して...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...午後三時の衢の一部分を二人はのろのろと歩いた...
原民喜 「真夏日の散歩」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
......
三好達治 「一點鐘」
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三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...迷(まよい)の衢(ちまた)をどことなく引き廻して歩かせ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
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