...彼、兼平を顧み決然として共に馬首をめぐらし、北軍三百を魚鱗に備へ長剣をかざして、東軍を衝き、向ふ所鉄蹄縦横、周馳して囲を潰すこと数次、東軍摧靡して敢て当るものなし...
芥川龍之介 「木曾義仲論(東京府立第三中学校学友会誌)」
...人に衝き飛ばされたやうに...
アルチバシェッフ・ミハイル・ペトローヴィチ Artsybashev Mikhail Petrovich 森林太郎訳 「死」
...私を空中に衝き上げ...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...東普に集めた主力軍をもってこの敵の側背を衝き...
石原莞爾 「戦争史大観」
...これまで夫としていた男に衝き合せずに置いて貰う事にした...
オイレンベルク Herbert Eulenberg 森鴎外訳 「女の決闘」
...天の衣織女(みそおりめ)見驚きて梭(ひ)六に陰上(ほと)を衝きて死にき...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...ここにその御杖を新羅(しらぎ)の國主(こにきし)の門(かなと)に衝き立てたまひ...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...鳰鳥(みほどり)の七潛(かづ)き息衝き...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...姉の児を衝き飛ばすようにして先に立てて二階へあがった...
田中貢太郎 「変災序記」
...いろいろなことがかれの頭に衝き上るように集って来たり散ばって行ったりした...
田山花袋 「トコヨゴヨミ」
...勢猛く衝きて入り...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...黄銅の槍繰り出せばアテーネーこをアレースの革帶のほとり腹下に衝き入らす...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...鼻と鼻とを衝き突けて争ふてゐると...
牧野信一 「痴酔記」
...私は吐息ばかりを衝きながら...
牧野信一 「病状」
...485霊お前はと息を衝きながら己に目(ま)のあたり逢って...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...」「蹴爪衝きやあそそつかしいのだ...
森林太郎 「身上話」
...集りかかった玉がぱっと爆けるように衝き放された気持ちで黙った...
横光利一 「旅愁」
...一路城(ぎょうじょう)をお衝きなさい...
吉川英治 「三国志」
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