...堀割に沿うて造られた街衢(がいく)の井然(せいぜん)たることは...
芥川龍之介 「松江印象記」
...今や法律書生と檢査官との道徳は白晝公然として街衢を横行し...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...街衢(がいく)の地割の井然(せいぜん)たるは...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...その上「彼に属せざる者かれの天幕に住み……彼の跡は地に絶え彼の名は街衢(ちまた)に伝わらじ……彼はその民の中に子もなく孫もあらじ……これが日(審判を受けし日)を見るにおいて後に来る者は駭(おどろ)き先に出(い)でし者は怖(お)じ恐れん」...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...街衢の灯は乏しく...
豊島与志雄 「朝やけ」
...無様式な新しい街衢(がいく)や四角な大建築などは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そしてこの整然たる街衢のなかにあっては...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...深夜の燈火に照された雪中街衢(がいく)の光景であった...
永井荷風 「帝国劇場のオペラ」
...銀座は極東帝国の街衢(がいく)なり尚武の国風自らステッキに現わる...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...灰黄色・淡褐色・白色の石塊を撒き散らしたように街衢が交錯して...
野上豊一郎 「七重文化の都市」
...街衢(がいく)はよく整頓され...
野上豊一郎 「レンブラントの国」
......
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...ばらばらに黒い楔(くさび)の外(はづ)されたこの残留の街衢の中で...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
......
三好達治 「駱駝の瘤にまたがつて」
...すべての夜の街衢(がいく)のよそおいが晴晴しく輝いて...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...私どもの歩いてゆく到るところな街衢に輝いていた...
室生犀星 「或る少女の死まで」
......
山口芳光 「街のシルヱツト」
...街衢(がいく)をうろつくのである...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
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