「行倒」の意味
路上で倒れ死亡すること
「行倒」の例文(場面別)
- ニュース高齢者が路上で行倒れ、そのまま死亡したとの報告があった。
- 医療行倒れの患者を迅速に救急搬送し、適切な処置を行った。
- 日常会話最近、行倒れのニュースが増えていて心配だね。
小説での「行倒」の使い方
...米(こめ)は俵(たはら)より涌(わ)き銭(ぜに)は蟇口(がまぐち)より出(いづ)る結構(けつこう)な世(よ)の中(なか)に何(なに)が不足(ふそく)で行倒(ゆきだふ)れの茶番(ちやばん)狂言(きやうげん)する事かとノンキに太平楽(たいへいらく)云ふて...
三文字屋金平 「為文学者経」
...相模(さがみ)の三増峠(みませとうげ)の頂上に於(おい)て行倒れの老人に出会(でっくわ)した...
江見水蔭 「怪異黒姫おろし」
...もうグウグウ鼾(いびき)をかいている」道を通る人は行倒(ゆきだお)れではないかと思って覗いて行くから仙公はきまりを悪がって...
中里介山 「大菩薩峠」
...三町ばかり歩いているうちに三十五の行倒人(ゆきだおれ)を見たが...
中里介山 「大菩薩峠」
...人形が高札を背負って行倒れになってやがらあ!」百九十八斬られた人間の死骸でもなければ...
中里介山 「大菩薩峠」
...帰る途中で腹が減って山の中で行倒(ゆきだおれ)になるまでだ...
夏目漱石 「坑夫」
...――たかが物貰いの行倒れで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...八五郎が巣鴨の往來で行倒れになつちや大變だ」「大丈夫ですよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――多分中氣で行倒れになつてゐる物貰ひを...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...両国で行倒れになった時...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...あれだけの行倒(ゆきだお)れを...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...若(も)し行倒(ゆきだおれ)になるか暴れでもすれば宿屋が迷惑するから容易に泊めない...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...何故また狂人(きちがひ)や行倒(ゆきだふれ)や乞食(こじき)や貧乏人(びんぼうにん)が出來るのであらうか...
三島霜川 「平民の娘」
...馬流の方じゃ土方みてえな行倒れを助けてやったら...
三好十郎 「樹氷」
...こうやって女ごしと小さい子が行倒れていてね...
三好十郎 「樹氷」
...行倒れで収容された者などもいた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...食い詰めたあげくの行倒れが...
山本周五郎 「花も刀も」
...このまま行倒おれにならっしゃるところだったによ」「忠平の死骸が...
夢野久作 「眼を開く」
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