...行く先には田があったり畠があったりした...
田山花袋 「田舎教師」
...一刻も早く」「かけ鳥の落ちて行く先は身延街道」なるほど鷹狩には違いなかろうが...
中里介山 「大菩薩峠」
...夫が行く先き先きで評判が悪くなるのは...
夏目漱石 「野分」
...乱暴で乱暴で行く先が案じられると母が云った...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...行く先が吉原となると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...行く先々で見物(みもの)にされるのでやつれてしまった...
久生十蘭 「奥の海」
...行く先ざきの野面(のづら)はまっ白な雪でおおわれて...
マロ Malot 楠山正雄訳 「家なき子」
...行く先々で白餅や汁粉(しるこ)などをたくさん御馳走(ごちそう)になっていた...
柳田国男 「山の人生」
...静かになって思案しています……たよる者もなく行く先もなく...
吉川英治 「江戸三国志」
...ずいぶん諸国の行く先々で...
吉川英治 「剣の四君子」
...どちらへ」「行く先か」「さればです」「三木川の柵だ」「えッ...
吉川英治 「新書太閤記」
...行く先は東京(とうけい)...
吉川英治 「新・水滸伝」
...すべての女性に女性の落ち行く先が共通している...
吉川英治 「随筆 新平家」
...何処か行く先を囁(ささや)いて...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...「何処へ?」と行く先をたずねれば...
吉川英治 「源頼朝」
...それに行く先がちと辺鄙(へんぴ)な...
吉川英治 「宮本武蔵」
...諸国行く先々で聞かぬ所はない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...行く先々では、優しい主婦もいたり、励ましてくれる人もあったりするが、冷めたい声で追ッ払われるのが当然な世間であった...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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