...宗教の行き詰りを打開せんとする努力時代である...
高楠順次郎 「東洋文化史における仏教の地位」
...元来湯谷村は行き詰りの山村であって...
高頭仁兵衛 「平ヶ岳登攀記」
...その露次はすぐ先が行き詰りのやうになつてゐて右に折れ曲り見附には長屋の横手の壁らしい物があつた...
田中貢太郎 「白いシヤツの群」
...しかしこういう絵もこのままではすぐ行き詰りになりやすい...
寺田寅彦 「二科会展覧会雑感」
...この行き詰りは「日本精神の本質をはっきり把握しない」ことから来る...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...実際の生活の行き詰りが...
豊島与志雄 「立枯れ」
...どこもここも行き詰りだった...
豊島与志雄 「立枯れ」
...すると彼の言葉がそこで不意に行き詰りました...
夏目漱石 「こころ」
...彼が三十一の年その作の中には芸術家としての行き詰りが明瞭(あきらか)に現われはじめた...
浜尾四郎 「黄昏の告白」
...暗(やみ)のおびえの『扇を持てる孤兒(みなしご)の娘』青春の衰へを星雲(せいうん)の中に齒がみして死ぬ生き埋めの如き自分の『一生』を書いて殆んど再び行き詰りの絶頂に達(とど)いた自分は突如として生の勢のよい『發生』を感じた...
福士幸次郎 「太陽の子」
...今は彼のうしろは行き詰りであった...
本庄陸男 「石狩川」
...遥の目の先には空と海が見えるだけだつたから行き詰りの崖に向つて進んで行くやうだつた...
牧野信一 「陽に酔つた風景」
...遥かに戛々(かつ/\)と馬蹄の音がする――庭の行き詰りが石投で降りる土堤(どて)になつてゐたから下の往来は見降すわけに行かないので彼は...
牧野信一 「村のストア派」
...或行き詰りを持ち始めたことを知った...
宮本百合子 「有島武郎の死によせて」
...私は井荻に帰られるとこのたいせつな食事の行き詰りをおそれ...
室生犀星 「われはうたえども やぶれかぶれ」
...芸術的の迷妄や行き詰りに陥りつつも...
夢野久作 「能とは何か」
...この二つの鼻の表現は人間の性格の両方向の行き詰りで...
夢野久作 「鼻の表現」
...当然行き詰りが来たのかも知れない...
吉川英治 「銀河まつり」
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