...冬空を見ず衆生(しゅじょう)を視(み)大仏(おおぼとけ)枯松の姿を惜み合へるかな君を送り紅葉がくれに逍遥す十一月二十八日爽波(そうは)送別...
高浜虚子 「六百句」
...まだ御造営の方へ納めない前に私(わたくし)に陳列してこの製作を公衆へ発表するということは...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「物書衆」といふのは原稿の手寫のほかに銅活字の種字を書くことをも意味してゐる...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...マルクス主義思想の民衆への常識化・日常化・は却って深められたということが...
戸坂潤 「現代唯物論講話」
...もし無条件に大衆に一般的に講筵の座席を公開するなら...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...其の公衆に歓迎せられずして...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...――読者大衆に切実に要求される小説は...
直木三十五 「大衆文芸作法」
...身なりは芸者衆よりいい位だから...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...聴衆はまた笑った...
夏目漱石 「野分」
...この時聴衆の中に一人の年若き学生がいた...
穂積陳重 「法窓夜話」
...お定まりの文句で衆人驚嘆せざるなし...
南方熊楠 「十二支考」
...私はまたボードレールのやうに群衆を前にしてひそかな孤独を楽しむものでもない...
三好達治 「銀座街頭」
...もう自分の姿がごちやごちやと入り亂れた群衆のなかに揉み消されて...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...だが無学を強いられている大衆のために...
柳宗悦 「工藝の道」
...現代の政治家の資質として重要なのは、少なくとも一つは、大規模な生産組織や、大衆運動や、労働組合に対する指導力を持つことで、広い意味での経営者的な組織力をそなえることが必須(ひっす)である...
矢部貞治 「政治学入門」
...群衆は好奇心をもつて見ていた...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...問注所衆の座席やら書記机などが見える...
吉川英治 「私本太平記」
...汎く衆を愛して仁に親しみ...
和辻哲郎 「孔子」
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