「蛮」の意味
野蛮、未開
小説での「蛮」の使い方
...野蛮な人生はクリストたちをいつも多少は苦しませるであらう...
芥川龍之介 「西方の人」
...土蛮の生殖器を尊ぶが如くなるは殆ど恐怖主義者と同一なり...
芥川龍之介 「文部省の仮名遣改定案について」
...――南蛮鉄の胴体に...
海野十三 「くろがね天狗」
...かような次第で霊魂なるものが存在するということはすでに野蛮時代から一般に信ぜられ...
丘浅次郎 「我らの哲学」
...アイルランド農兵の蛮勇が彼にはあまりに苛烈だったわけで...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...長男にはそんな野蛮性が無い...
太宰治 「お伽草紙」
...野蛮時代は、いろんな火がごっちゃに燃えていたのですが、その火を選り分けて、純粋な焔を立てさせるのが文明です...
豊島与志雄 「変な男」
...そんな野蛮な事も出来ないがやはりその名を取って...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...南蛮物の〇〇でございました」「売った店はないか」「神田中にはございません」「二度目に田原屋から来た薬を調べたろうな」笹野新三郎は変った事を言いました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは、開明社会では、単に比喩の語るに過ぎぬのであるが、蛮族間では、事実を言い表したものである...
穂積陳重 「法窓夜話」
...彼等は野蛮だから...
牧野信一 「南風譜」
...それはかの『渓蛮叢笑』の燕子花を以て...
牧野富太郎 「植物記」
...日本の天皇制権力の野蛮さとそれとの抗争のかげがさしている...
宮本百合子 「巖の花」
...つまりは戦争遂行という野蛮な大皿の上に盛りつけられて...
宮本百合子 「歌声よ、おこれ」
...それに南蛮等でもそうであるが...
柳宗悦 「現在の日本民窯」
...其れは男子が女子を従属物だと思ふ野蛮な気習を改めず...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
...四方に隠れていた土蛮が...
吉川英治 「三国志」
...南蛮船が近ごろ日本へ齎(もたら)した「うんすん骨牌(かるた)」というものを始める...
吉川英治 「宮本武蔵」
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