「蛛」の意味
クモ
小説での「蛛」の使い方
...蜘蛛にはすべての仕事の中で一番細かい仕事が残つてゐるのだ...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...やがて蜘蛛のように肩を張ると...
海野十三 「火星兵団」
...彼は『蜘蛛男』の事件を解決して間もなく...
江戸川乱歩 「黄金仮面」
...私の窓へもいろ/\のものが来てくれる、蝶、蜻蛉、蜂、蜘蛛、それから雀、百舌鳥、――蠅と蚊とはおことはり...
種田山頭火 「其中日記」
...蜘蛛(くも)の糸を以て織りなした縮羅(しじら)の巾(きぬ)を引きはえたり...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...暗黒の中に震え動くまっ黒な網の糸の上に恐るべき蜘蛛(くも)が走り回るのを感じた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...右の老爺(おやじ)は平蜘蛛(ひらぐも)のような形をしているのが...
中里介山 「大菩薩峠」
...蜘蛛が巣を張る前にあの東窓から入つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蜘蛛が巣を張り始める前に人間が忍び込むなどは思ひも寄らない...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...蜘蛛(くも)の絲に掛つた青蟲のやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...怪しい蜘蛛(くも)の糸に操(あやつ)られて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...うるさく顔にまつわりつく蜘蛛(くも)の巣のようなものを透して...
堀辰雄 「恢復期」
...私は細引を曳いて窓板を閉ぢると戸立蜘蛛の有様で穴の底に瞑目するだけだつた...
牧野信一 「剥製」
...蜘蛛はひもじいのを我慢(がまん)して...
宮沢賢治 「蜘蛛となめくじと狸」
...そのうちに蜘蛛は腐敗して雨で流れてしまいましたので...
宮沢賢治 「蜘蛛となめくじと狸」
...だって東の方の壁と西の方の壁に、一列ずつ何百か何千かわからぬ程沢山の蜘蛛がズラリと並んでいるのです」「何、蜘蛛が! おお、気味のわるい」と王様とお妃は一度に云われました...
夢野久作 「オシャベリ姫」
...陸路海路ヲ蜘蛛(クモ)ノ子散ラスガ如ク別レ候...
吉川英治 「新書太閤記」
...蜘蛛太の小さい影が...
吉川英治 「親鸞」
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