...私の身体は所々蚤に喰われて赤く膨れ上っている...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...彼は背中に蚤(のみ)がゴソゴソ動いたほども感じないで...
海野十三 「見えざる敵」
...留学費のなかから買込むだ大缶(おほくわん)の蚤取粉(のみとりこ)を...
薄田泣菫 「茶話」
...ほんの蚤の喰ったくらいのものだった...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...それよりもまだ小さくほとんど蚤(のみ)一匹の大きさにしか過ぎません...
橘外男 「ウニデス潮流の彼方」
...汗でむずむずするのと蚤(のみ)が這(は)ってむずむずするのは判然と区別が出来る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...蚤(のみ)が螫(さ)したほどでもいいから...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...蚤(のみ)に螽(さ)された痕(あと)も見付かりません...
野村胡堂 「葬送行進曲」
...蚤(のみ)にやられた傷跡が無数にあったが...
原民喜 「廃墟から」
...ポインターやセッターを飼って毎日蚤(のみ)を取ってやっているんだよ...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...背中をごそごそ這ひ廻る蚤に腹が立つてもそれを追払ふことすら困難なのである...
北條民雄 「続癩院記録」
...をりをりその側にあるブリキの罐(くわん)から散蓮華(ちりれんげ)で蚤取粉(のみとりこ)を撈(すく)ひ出して...
森鴎外 「金貨」
...京都の朝市に匹敵するのは、北京の泥棒市、巴里の蚤の市、倫敦のカルドニアン・マーケット等、何れも興味津々たるものである...
柳宗悦 「京都の朝市」
...」「ほんとに蚤には...
横光利一 「夜の靴」
...馬の尿(いばり)を嗅(か)いで農家の蚤(のみ)に喰われたり...
吉川英治 「剣の四君子」
...蚤虱(のみしらみ)と共に...
吉川英治 「私本太平記」
...蚤(のみ)一匹に関(かか)ずらって...
吉川英治 「新・水滸伝」
...また鼓上蚤(こじょうそう)の出来(でか)した些事(さじ)も...
吉川英治 「新・水滸伝」
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