...蘇武が胡国にさすらえていた折...
上村松園 「砧」
...万里の外なる蘇武が旅寝に故郷の砧きこえしとなり...
上村松園 「謡曲と画題」
...漢の中郎将(ちゅうろうしょう)蘇武(そぶ)が胡地(こち)に引留められていた...
中島敦 「李陵」
...昏倒(こんとう)した蘇武に対する胡(こい)の手当てというのがすこぶる変わっていた...
中島敦 「李陵」
...不幸にも蘇武は半日昏絶(こんぜつ)したのちにまた息を吹返した...
中島敦 「李陵」
...もはや蘇武に会いたいとは思わなかった...
中島敦 「李陵」
...それをする蘇武(そぶ)でないことは初めから分り切っている...
中島敦 「李陵」
...蘇武の場合は違う...
中島敦 「李陵」
...若いころの蘇武の片意地を――滑稽(こっけい)なくらい強情な痩我慢(やせがまん)を思出した...
中島敦 「李陵」
...蘇武はそう考えているのではなかろうか...
中島敦 「李陵」
...彼はもちろん蘇武の慟哭の真摯(しんし)さを疑うものではない...
中島敦 「李陵」
...蘇武は、李陵のように一族を戮(りく)せられることこそなかったが、それでも彼の兄は天子の行列にさいしてちょっとした交通事故を起こしたために、また、彼の弟はある犯罪者を捕ええなかったことのために、ともに責を負うて自殺させられている...
中島敦 「李陵」
...蘇武(そぶ)の所から戻ったばかりのこととて李陵も友の切なる言葉に心が動かぬではない...
中島敦 「李陵」
...このまま人に知られず北方に窮死(きゅうし)すると思われた蘇武(そぶ)が偶然にも漢に帰れることになった...
中島敦 「李陵」
...蘇武(そぶ)の死を主張する単于(ぜんう)を説破するためのでたらめである...
中島敦 「李陵」
...十九年前蘇武に従って胡地(こち)に来た常恵(じょうけい)という者が漢使に遭(あ)って蘇武の生存を知らせ...
中島敦 「李陵」
...蘇武は単于の庭(てい)につれ出された...
中島敦 「李陵」
...ふたたび漢に戻れようと戻れまいと蘇武の偉大さに変わりはなく...
中島敦 「李陵」
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