...特に八重次に向つて狼藉を働いたのである...
生田葵山 「永井荷風といふ男」
...矢野は苦しくなれば大木の話を聞くよりほかに慰藉(いしゃ)の道はないと思ってる上に...
伊藤左千夫 「廃める」
...狼藉(ろうぜき)格闘などの跡の見られぬ点といい...
海野十三 「探偵会話 下駄を探せ」
...ソノ傍ノチャブ台ガ杯盤狼藉(はいばんろうぜき)ト取リ散ラカサレテイタ...
谷崎潤一郎 「鍵」
...繽紛狼藉(ひんぷんろうぜき)人ヲシテ大(おおい)ニ厭(いと)ハシムルニ至ル...
永井荷風 「向嶋」
...狼藉たる陣地の跡を隈なく照らし見ようとした刹那...
中里介山 「大菩薩峠」
...慰藉料(ツガキーレン)などを持出しては復縁を嘆願するので...
中島敦 「環礁」
...母はまた実際の姿を現わして私に慰藉(いしゃ)の言葉を与えてくれたとしか考えられない...
夏目漱石 「硝子戸の中」
...けっして慰藉を受けたとは思うまい...
夏目漱石 「野分」
...それはやはり家老どもの力を藉(か)らねば...
新渡戸稲造 「自警録」
...飛んでもない乱暴狼藉をはたらいた訳ですわ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...又は水の類――の重みを藉りなければならない程...
牧逸馬 「沈黙の水平線」
...器物を破壊する底の狼藉(ろうぜき)なる振舞いに及んだ...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...案内の侍は狼藉者と叫びながら...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...口を藉(か)るべき酒気もいまは失せていた...
吉川英治 「私本太平記」
...「心にもない先ほどからの狼藉(ろうぜき)...
吉川英治 「新書太閤記」
...二人の狼藉(ろうぜき)へ...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...存分な狼藉(ろうぜき)を働いて行くであろうと...
吉川英治 「日本名婦伝」
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