「薨」の意味
高貴な人の死
小説での「薨」の使い方
...井侯の薨去当時、井侯の逸聞が伝えられるに方って、文壇の或る新人は井侯が団十郎を愛して常にお伴(とも)につれて歩いたというを慊(あきた)らず思い、団十郎が井侯をお伴(とも)にしないまでも切(せ)めては対等に交際して侯伯のお伴(とも)を栄としない見識があって欲しかったといった...
内田魯庵 「四十年前」
...(延喜帝の女御なり)孫の東宮までも相つゞきて薨(こう)ぜらる...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...御薨去の哀傷の余りに...
太宰治 「右大臣実朝」
...釋詁が終也を以て終らないで其の次に崩薨無禄卒徂落殪死也を以て終つてゐることである...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...而して更に其の次に起る疑問は此の一節の中で崩薨無禄卒の四語は皆春秋に見はれた所の文字であることであつて...
内藤湖南 「爾雅の新研究」
...そのうち家茂将軍は薨去せられるし...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...天皇(てんのう)の御弟倭彦命(おんおとうとやまとひこのみこと)が薨去(こうきよ)になつた際(さい)...
濱田青陵 「博物館」
...遂にかの地に薨じた...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...アントン・マルシィの「皇帝の薨去とその詳報」には...
久生十蘭 「フランス伯N・B」
...「……ステファン五世王が二月二十五日にお薨れになったので...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...先王ステファン五世の薨去の間もなく起こりうる政変といえば...
久生十蘭 「墓地展望亭」
...父帝の手にかかつて薨じたイワン皇子の冥福祈願のため...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...お薨(かく)れになったあとのことを思うと...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...女御は悲観をしたままで病気になり薨去(こうきょ)したが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...宮がお薨(かく)れになったあとで大納言が忍んで通うようになっていたが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...知譜拙記には「寛政九、十、八薨、五十五」と記してあるが、明和、安永、天明より寛政の初年に至る雲上明鑑、雲上明覧等の書を閲(けみ)すれば、寛政九年五十五歳は少(わか)きに失してゐるらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...抽斎に先(さきだ)つて薨じたのは...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...家康が薨(こう)じてのちは...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
