「薄闇」の意味
薄暗い
「薄闇」の例文(場面別)
- 文学・詩歌薄闇の中を歩むと、木々の間から微かな光が差し込んできた。
- 日常会話夕方の薄闇で道が見えにくいから、気をつけて帰ってね。
- ホラー・ミステリー薄闇に浮かぶ人影に、思わず足が止まった。
小説での「薄闇」の使い方
...薄闇に包まれた部屋に入ると、不気味な感覚に陥る...
...彼女は薄闇の中で一人で佇んでいた...
...薄闇の中で出くわした人影に驚いた...
...薄闇の中で何かが動いた気がした...
...薄闇の中での運転は危険なので避けましょう...
...これ等の暗いあばらやの薄闇を通して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...家内はいつも薄闇(うすぐら)かった...
魯迅 井上紅梅訳 「風波」
...見ていると、薄闇の中から、その曲線に富んだ大きな白い物体丈けがクッキリと浮上って、僕の目に飛びついて来る様に感じられた...
江戸川乱歩 「悪霊」
...彼女の顔の白さが薄闇(うすやみ)のなかに匂いやかに仄(ほの)めいた...
徳田秋声 「仮装人物」
...二人で探偵社の薄闇(うすぐら)い応接室へ入って行ったが...
徳田秋声 「仮装人物」
...僕は薄闇の中に佇んでいた...
豊島与志雄 「故郷」
...地上にはまだ薄闇が漂っていて...
豊島与志雄 「憑きもの」
...その次にはまた薄闇(うすやみ)が落ちてきた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...卯平(うへい)が薄闇(うすぐら)い庭(には)の霜(しも)に下駄(げた)の趾(あと)をつけて出(で)てから間(ま)もなく勘次(かんじ)は褥(しとね)を蹴(け)つて竈(かまど)に火(ひ)を點(つけ)た...
長塚節 「土」
...更(さら)に其(その)焔(ほのほ)が薄闇(うすぐら)い家(いへ)の内(うち)から遁(のが)れようとして屋根裏(やねうら)を偃(は)うた...
長塚節 「土」
...薄闇の濕地にかげをひいてぞくぞくと這へる羊齒(しだ)植物 爬蟲類蛇 とかげ ゐもり 蛙 さんしようをの類...
萩原朔太郎 「青猫」
...薄闇の濕地にかげをひいてぞくぞくと這へる羊齒植物 爬蟲類蛇 とかげ ゐもり 蛙 さんしようをの類...
萩原朔太郎 「定本青猫」
...その薄闇(うすやみ)の中に見失うまいとするようにして進んだ...
葉山嘉樹 「死屍を食う男」
...間もなくまた薄闇のなかに沈む...
久生十蘭 「母子像」
...いっせいに薄闇のなかに沈み...
久生十蘭 「我が家の楽園」
...薄闇が路地から忍び出て来た...
北條民雄 「月日」
...あちこちの扉の隙間から洩れる陽の箭が縦横に薄闇の部屋うちを走つて...
牧野信一 「鬼の門」
...まだ透きとほつた薄闇のなかで見ることが出來た...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
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