...此処(ここ)でも彼は薄倖(はくかう)である...
芥川龍之介 「点心」
...また明治の数奇伝中の薄倖なる奇才であった...
内田魯庵 「硯友社の勃興と道程」
...生まれながらにしてすでに薄倖(はっこう)の運命を得てきたのである...
田山花袋 「田舎教師」
...この薄倖な女に対する彼の同情は...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...私の心にはただ薄倖な一女性の魂と...
豊島与志雄 「運命のままに」
...なにか淋しい薄倖な生れつきなのであろうか...
豊島与志雄 「孤独者の愛」
...薄倖そうな可憐な耳朶が島田の鬢からのぞいてるのを...
豊島与志雄 「道化役」
...彼女達の薄倖(はっこう)な生活を芝居でも見るように...
永井荷風 「※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]東綺譚」
...その作者であるところの盧照鄰という古(いにし)えの薄倖なる詩人に対して...
中里介山 「大菩薩峠」
...この詩人の薄倖を嘆じた...
中島敦 「山月記」
...骨董屋は兄妹の頼る者もない薄倖につけ込み...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...(ノオンドルフ・ド・カストリ自著「薄倖なる太子の生涯に対する摘要」ロンドン・一八三六年)二人のルイ十七世の登場は...
久生十蘭 「カストリ侯実録」
...あの薄倖(ふしあはせ)なお母さんの菩提のためぢやよ!……」カテリーナは立ちどまつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...薄倖(ふしあはせ)なあたしのお母さんなどを引合に出して...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...あの薄倖(ふしあはせ)な水死女の魂の安息のために祈るだらうから!やがて彼はくだんの小家へ近よつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...そしてすこしばかり薄倖な作者について一喋りしたいのだが……今日はその晝寢の時間に...
堀辰雄 「日付のない日記」
...女は自身の薄倖(はっこう)さばかりが思われて悲しんでいた所へ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...彼奴がロメオとジュリエットの名台詞(めいせりふ)を彼がネロのようにそりかえって早口で喋舌るときは全く貴女を薄倖の踊子だとさえ思ったのです...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
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