例文・使い方一覧でみる「蕭」の意味


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...正にあの条(せうでう)たる貸本屋である...   正にあの蕭条たる貸本屋であるの読み方
芥川龍之介 「僻見」

...條たる秋雨に遠く/\煙つてゐる...   蕭條たる秋雨に遠く/\煙つてゐるの読み方
石川啄木 「札幌」

...君聞かずや胡笳(こか)の声最も悲しきを紫髯緑眼(しぜんりよくがん)の胡人吹くこれを吹いて一曲なほ未だ終らざるに愁殺す楼蘭征戍(ろうらんせいじゆ)の児涼秋八月関(せうかん)の道北風吹き断つ天山の草崑崙山(こんろんさん)の南...   君聞かずや胡笳の声最も悲しきを紫髯緑眼の胡人吹くこれを吹いて一曲なほ未だ終らざるに愁殺す楼蘭征戍の児涼秋八月蕭関の道北風吹き断つ天山の草崑崙山の南の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...条たる自然の背後に拡(ひろ)がって行く...   蕭条たる自然の背後に拡がって行くの読み方
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」

...どんな条とした自然を見ても...   どんな蕭条とした自然を見てもの読み方
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」

...条(しょうじょう)たる秋風の音は...   蕭条たる秋風の音はの読み方
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」

...総て秋々と細長い中に...   総て秋蕭々と細長い中にの読み方
「一本の花」

...その屋根のあたりにとした芒やかやの戰いでゐるのが...   その屋根のあたりに蕭蕭とした芒やかやの戰いでゐるのがの読み方
室生犀星 「蒼白き巣窟」

...条と石に日の入る枯野かな蕪村こがらしや畠の小石目に見ゆる同木枯や小石のこける板ひさし同石が寂しい姿と色とを持っているから人間は好きになれるのだが...   蕭条と石に日の入る枯野かな蕪村こがらしや畠の小石目に見ゆる同木枯や小石のこける板ひさし同石が寂しい姿と色とを持っているから人間は好きになれるのだがの読み方
室生犀星 「庭をつくる人」

...満園露気秋灑...   満園露気秋蕭灑の読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...「どうだった? ……関の様子は」と...   「どうだった? ……蕭関の様子は」との読み方
吉川英治 「三国志」

...その々(しょうしょう)は何処もかしこも同じに見えて...   その蕭々は何処もかしこも同じに見えての読み方
吉川英治 「私本太平記」

...石も草も木も々(しょうしょう)と物みな哭(な)いているようで...   石も草も木も蕭々と物みな哭いているようでの読み方
吉川英治 「私本太平記」

...この大河や湖(みずうみ)ばかりな々(しょうしょう)のうちに托(たく)して...   この大河や湖ばかりな蕭々のうちに托しての読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...済州の町へ行って譲と印刻師の二名人を連れ出すのだ...   済州の町へ行って蕭譲と印刻師の二名人を連れ出すのだの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

...――とわしはそう思うがと、老画師はいちど語を切って、静に、風炉(ふろ)の上の瓶(かめ)から茶を注(つ)いで、照にも与え、『実をいえばな、こう見えるわしにだって、折々には、決してよい料簡(りょうけん)ばかりが起りはせぬ...   ――とわしはそう思うがと、老画師はいちど語を切って、静に、風炉の上の瓶から茶を注いで、蕭照にも与え、『実をいえばな、こう見えるわしにだって、折々には、決してよい料簡ばかりが起りはせぬの読み方
吉川英治 「人間山水図巻」

...塵芥焼(あくたやき)一五月十五日の々(しょうしょう)と降りけぶる五月雨(さみだれ)のなかで...   塵芥焼一五月十五日の蕭々と降りけぶる五月雨のなかでの読み方
吉川英治 「松のや露八」

...余りにも自分の行く手は条(しょうじょう)としている...   余りにも自分の行く手は蕭条としているの読み方
吉川英治 「宮本武蔵」

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