...あの……」と蓐(とこ)の端につかまって...
泉鏡花 「婦系図」
...」二十六お蔦は蓐(しとね)に居直って...
泉鏡花 「婦系図」
...眼は覺めたれど、猶ほ蓐中に在り...
大町桂月 「沖の小島」
...冬曉(とうげう)早(はや)く蓐(じよく)を離(はな)れて斗滿川(とまむがは)に行(ゆ)き...
關寛 「命の鍛錬」
...何処からか蓐(しとね)の中へすう/\風が入り込むようなので...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...ちょっとは蓐(しとね)のぬくもりを捨てることが出来ない...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...もう一つ隣りの床の間寄りには夫の蓐が敷いてありながら...
谷崎潤一郎 「蓼喰う虫」
...蓐の上に飛び起きる事などもある...
谷崎潤一郎 「二人の稚児」
...谷崎君の『病蓐(びやうじよく)の幻想』と中村孤月氏の『人の生活』と...
田山録弥 「初冬の記事」
...寝蓐(しとね)に安んぜず...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...蓐中ひとりごと草稿閲讀...
永井荷風 「荷風戰後日歴 第一」
...朝目覚めて後も蓐中にて麺麭とシヨコラとを食し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...花落ちて樹は烟の如く草は蓐の如し...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...毎晩就蓐(しゅうじょく)前に...
平林初之輔 「予審調書」
...病蓐(びょうじょく)辺で鼠鳴けば病人助からずという(一八五九年板『ノーツ・エンド・キーリス抄記』一二頁)...
南方熊楠 「十二支考」
...説蠣崎公子在病蓐...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...時府君在蓐」と記してある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...発熱して就蓐(じゅじょく)し...
森鴎外 「渋江抽斎」
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