...残酷な前者の現実主義は夢幻的な後者の象徴主義と著しい相違を示してゐます...
芥川龍之介 「文芸鑑賞講座」
...この位置変化がかなり著しい程度に生じていることを発見した...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...そういうオカルティズム作家として最も著しいものは...
江戸川乱歩 「探偵小説の「謎」」
...その著しい例は宇佐八幡の細男(セイノウ)で...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...この効果は暗黒にならされた目にあまり強くない光の帯が映ずる場合に特に著しいように思われたのである...
寺田寅彦 「人魂の一つの場合」
...耳と目の比較をする時に考えられる著しい差別は...
寺田寅彦 「耳と目」
...空漠な広野の果を見るように何一つ著しい目標のないだけに...
寺田寅彦 「厄年と etc.」
...云うまでもなく自然科学的研究方法=研究様式の最も著しい必要欠くことの出来ない一内容となるものであるが...
戸坂潤 「科学論」
...一等著しいのは主体の幼弱な或いは不熟練な労働力に於てであり...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...彼の著述態度或いは身振り(ポーズ)の著しい特色の一つは...
戸坂潤 「読書法」
...そう著しい困難はないことが...
中谷宇吉郎 「温泉2」
...就中(なかんずく)仏蘭西が最も著しいのである...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...彼は五尺にも足りない著しい小男である...
牧野信一 「沼辺より」
...大きな変動と著しい労働の価格騰貴とを伴う豊富な商業上の富から生ずる食料品の価格騰貴は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...また毎春開催した新作品展の如きも著しい特色を示した...
柳宗悦 「民藝四十年」
...その著しい例を拾って見るならば...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...これほどにまで差異の著しい諸本が存しているにもかかわらず...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...なお岸田君の著書に著しい「内なる美」...
和辻哲郎 「『劉生画集及芸術観』について」
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