...心からかも知れぬがいつもより少し萎縮してゐるやうで餘程唇の方を内部へ曲げ込むやうにせねば舌が其に屆かなかつた...
高濱虚子 「續俳諧師」
...萎縮(いしゅく)の態で...
太宰治 「女生徒」
...花は萎(しお)れていたけれどもまだ散っていなかった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「嬰寧」
...三谷氏は痩せて萎びきつてゐるが...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...夢のやうに萎れたかの女の肩の襞を私は昔のやうにいとほしむ...
富永太郎 「秋の悲歎」
...心萎(な)えたりとはいえ...
中里介山 「大菩薩峠」
...第二十一章 潔き感情と正しき思想偉大なる思想が何ゆえに萎縮(いしゅく)するかいかなる文字でも...
新渡戸稲造 「自警録」
...御新造」「女――まさか」お紋はぞっとした様子で肩を萎(すぼ)めました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...打ち萎(しを)れた顏を擧げました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...すつかり萎氣(しよげ)て居りますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...まことに困つたことで」と打ち萎(しを)れるだけのことです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...人民すでに自国の政府に対して萎縮(いしゅく)震慄の心をいだけり...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...この種子の萎縮して出来ないものが彼の種なしの干葡萄サンレーズンスである...
牧野富太郎 「植物記」
...老い萎えてゆくようにみえる...
矢田津世子 「凍雲」
...膝(ひざ)が萎(な)えそうになる気もした...
山川方夫 「一人ぼっちのプレゼント」
...彼は萎(しお)れてしまった...
横光利一 「花園の思想」
...義昭は気も萎(な)えてしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
...萎(しぼ)んだ芍薬(しゃくやく)を駕の屋根へのせて...
吉川英治 「鳴門秘帖」
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