...ふと身体じゅうを内部から軽く蒸(む)すような熱感が萌(きざ)してきた...
有島武郎 「星座」
...萌黄(もえぎ)の緞子(どんす)の夏衾(なつぶすま)...
泉鏡花 「伊勢之巻」
...萌黄(もえぎ)に...
泉鏡花 「婦系図」
...萌黄色の茎はゆらりゆらりと動いているように見えた...
田中貢太郎 「萌黄色の茎」
...――ボタ山なつかしく草萌ゆる三月十九日雨...
種田山頭火 「其中日記」
...それにかかわらず現在においてこの方面を開拓しようとする運動の萌芽(ほうが)すらわが国のどこにも認められないのは残念なことである...
寺田寅彦 「映画芸術」
...萌黄の背広に萌黄の柔らかい帽子を着たこういう男にたいていな所で出くわすのは不思議なくらいです...
寺田寅彦 「先生への通信」
...前からその計画が胸に萌していたようでもある...
豊島与志雄 「憑きもの」
...なぜそれを浴室の中まで穿(は)き込まなかったのだろうかという後悔さえ萌(きざ)した...
夏目漱石 「明暗」
...「その紐はこれかい」平次は八五郎の拾った萌黄の紐を見せました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...かしこに煙の流るる空はつめたくして草はあたたかに萌えたり手はくみて歩めどもよそゆきの着物のにほひ侘しきに秋はうららに落ち來り日向に幹木の愁ちらばふ晝餉どき停車場のほとりに出でわづかなる水をたうべしに工人の居て遠き麥畑を指させり(一九一三...
萩原朔太郎 「郊外」
...男の愛する「生」の歡喜の前に自分の計畫の全部を捧げてしまひたいと云ふ心が萌(きざ)すのであつた...
平出修 「計畫」
...早く此頃に萌してゐたらしい...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...始てこの頃萌(きざ)した...
森鴎外 「ヰタ・セクスアリス」
...どんな奇拔な議論が出て來ても多少自分の考の中に其萌芽を持つてゐる...
森林太郎 「混沌」
...萌は容易に実を吐かない...
吉川英治 「三国志」
...かすかな信仰の揺るぎが萌(きざ)してきた...
吉川英治 「親鸞」
...朽葉の下から蕗(ふき)や若菜がわずかに萌(も)え出ていた...
吉川英治 「親鸞」
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