...蕪菁(かぶら)を切りながらでも...
岡倉覚三 村岡博訳 「茶の本」
...為レ之ガ芟二刈蕪蔓ヲ一二シ菁英ヲ一先ヅ輯メ二三巻ヲ一以為シ二初編ト一...
京山人百樹 「北越雪譜」
...なかには菁々(せいせい)たる雑草が...
太宰治 「虚構の春」
...人間の頭部「かうべ」「くび」に連関して「かぶと」「かむり(冠)」「かぶり」「かぶ(株)」「かぶ(頭)」「くぶ(くぶつち)」「こぶ(瘤)」「かぶら(蕪菁)またかぶ」「かぶら(鏑)」「こむら(腓)」「こむら()」などが連想される...
寺田寅彦 「言葉の不思議」
...おりしも氏は竈辺(そうへん)に踞(きょ)し蕪菁(ぶせい)を煮つつありたるに敵国の使者来たり巧言もって黄金を贈る...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...菜籠(なかご)を担って晨朝(あした)に銭六、七百を携え、蔓菁(かぶら)、大根、蓮根(れんこん)、芋を買い、我(わが)力の限り肩の痛むも屑(もののかず)ともせず、脚に信(まか)せて巷(ちまた)を声ふり立て、かぶらめせ、大根はいかに、蓮も候、芋やいも、と呼ばわりて、日の足もはや西に傾く頃家に還るを見れば、菜籠(なかご)に一摘(ひとつみ)ばかり残れるは明朝の晨炊(あさめし)の儲(もうけ)なるべし...
徳富蘇峰 「吉田松陰」
...黄色いたまねぎや小さな薄赤い蕪菁(かぶら)や青いいんげん豆や真赤(まっか)な林檎(りんご)などの山を前にし...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人蔘(にんじん)や大根や蕪菁(かぶら)のことを...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...蕪菁を作りて之が料に充つ故に末節之に及ぶなりまつがさ集(一)七月廿六日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...家畜を養うための燕麦(えんばく)や豆や蕪菁(かぶ)を作っている畑もない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...たとえば蕪菁(かぶ)を喫(くら)うるに兎や鼠は皮を剥(は)いで地に残し身のみ食うる...
南方熊楠 「十二支考」
...また地に生えた蕪菁を食うに鼠は根を食い廻りて中心を最後に食うに熟兎は根の一側から食い始めて他側に徹す(ハーチング...
南方熊楠 「十二支考」
...七組蕪菁(かぶら)播種(はしゅ)第三...
宮沢賢治 「イギリス海岸」
...そのうち私の旧主人が建ててゐる菁々塾(せい/\じゆく)の創立記念会があつた...
森鴎外 「大塩平八郎」
......
横瀬夜雨 「花守」
...それから新漬(しんづけ)の蕪菁(かぶ)もある...
與謝野晶子 「晶子詩篇全集」
...柿崎隊の大蕪菁(おおかぶら)の馬簾(ばれん)や...
吉川英治 「上杉謙信」
...附近の空閑地に蕪(かぶ)(蔓菁(まんせい)ともよぶ)の種を蒔(ま)かせたということだ...
吉川英治 「三国志」
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