...萬有のすぐれてめでたき事も空(くう)にはあらず又かの虚(うつ)ろ蘆莖(あしぐき)の戰(そよ)ぎも空(くう)ならず...
ポオル・クロオデル Paul Claudel 上田敏訳 「頌歌」
...豆(まめ)の莖(くき)の束(たば)にしてあるのを借(か)り來(きた)つて...
江見水蔭 「探檢實記 地中の秘密」
...か細き鬢莖(びんぐき)にかなへをあぐる力あり...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...莖葉(くきは)の下(した)じめり香(か)を高(たか)み...
薄田淳介 「白羊宮」
...水莖(みづぐき)の跡鮮(あざ)やかに走り書せる二首の和歌...
高山樗牛 「瀧口入道」
...白菜はいかにも軟かさうに眞白な葉裏の莖を日に曝(さら)してゐます...
永井荷風 「畦道」
...芋の莖はぐつたりと茹でたやうである...
長塚節 「芋掘り」
...おすがは芋の莖を菜刀でもとから切つて先へ出る...
長塚節 「芋掘り」
...女は芋の莖を菜刀でもとから切つて先へ出る...
長塚節 「寫生斷片」
...二子山附近われの悔恨は酢えたりさびしく蒲公英(たんぽぽ)の莖を噛まんや...
萩原朔太郎 「純情小曲集」
...一莖の姿もよければ...
長谷川時雨 「菜の花」
...月見草の種がはじけたまま枯れた莖もその中に絶えることもなく続いていた...
水野葉舟 「遠野へ」
......
三好達治 「白根山」
...子供がはいると見え五六枚の齒朶の莖がまとめて...
室生犀星 「京洛日記」
...殊に寒國では菜の莖が柔かいのであらう...
柳田國男 「食料名彙」
...イモジ里芋の莖を蔭乾しにしたものを...
柳田國男 「食料名彙」
......
若山牧水 「樹木とその葉」
...莖は極めて細く、花もしなやかで、色がうすもゝ色であつた...
若山牧水 「梅雨紀行」
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