「荒縄」の意味
粗くて強い縄
「荒縄」の例文(場面別)
- 農業荒縄を使って、稲を束ねる作業が効率的に行われた。
- 伝統工芸この地域では、荒縄を使って伝統的な籠を編む技術が受け継がれている。
- 災害対策地震に備えて、家具を荒縄で固定する方法が紹介された。
小説での「荒縄」の使い方
...荒縄を使って釣り糸の結び目を作る...
...荒縄で柵を作る。...
...山でのトレッキングには、強い荒縄が必要...
...荒縄の鈍い切れ味に注意して、細かい作業には向かない...
...荒縄を握りしめ、力強く引っ張ると太い木を引き倒せる...
...油と紙と汗の臭いが、新大臣のお孫さんの笑顔だとか、花嫁の悲しげな眼差(まなざ)し、あるいはイブセン、蒋介石、心中、保険魔、寺尾文子、荒木又右衛門、モラトリアム、……等といっしょに、荒縄でくくられ、トラックに積みこまれて、この大都会を地方へつなぐいくつかの停車場へ向けて送りだされていた...
池谷信三郎 「橋」
...荒縄で縛られた狒々は土人にひかれてしおしおと足どりも乱れ勝ちに出て来た...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「鉄の処女」
...図書館劇場展覧会等に赴くや下駄と一緒に荒縄で縛られ帰る時復手にすること能わざればなり...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...恰も荒縄(あらなは)で組み立てられたるかの感が起る...
夏目漱石 「それから」
...荒縄に縛り上げられて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...荒縄の上から引っ掛けられて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...荒縄で頸を締め直し...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...荒縄でブラ下げられ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...今度は荒縄を水に浸して...
牧野信一 「心象風景」
...分捕ってでもきたらしい五六本の大刀――中の二三本は鞘がなくて抜身のまま――を無造作に荒縄で束にくくった奴を肩にかつぎ...
三好十郎 「斬られの仙太」
...三本は鞘がなくて抜身のまま――を無造作に荒縄で束にくくった奴を肩にかつぎ...
三好十郎 「天狗外伝 斬られの仙太」
...私は荒縄で締めくゝつた嵩高(かさだか)の幾束かを求めないわけにゆかなかつた...
柳宗悦 「和紙十年」
...まだ夏にもならぬのに裾縫の切れた浴衣一枚を荒縄の帯で纏うた...
夢野久作 「狂歌師赤猪口兵衛」
...腰の荒縄の上にコスリ付けた...
夢野久作 「白菊」
...荒縄に引つくゝりて土間へ卸しつ...
夢野久作 「白くれない」
...そして荒縄にかけられて呉侯孫権の陣へひかれてゆく間も...
吉川英治 「三国志」
...荒縄(あらなわ)で両手をしばりあげたまま...
吉川英治 「神州天馬侠」
...身に絡(から)む荒縄を...
吉川英治 「新書太閤記」
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