...荒寥(こうりょう)とひろがり...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「スリーピー・ホローの伝説」
...そして荒寥(こうりょう)たる土地のうえに落ちて来る暗澹たる夜の淋しさをひしひしと感じて...
モオパッサン 秋田滋訳 「初雪」
...彼はこうした荒寥たる国に生れ...
モオパッサン 秋田滋訳 「初雪」
...ひろびろとした荒寥(こうりょう)たる環境(かんきょう)ばかりでした...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「絵のない絵本」
...彼等の現在は荒寥(こうりょう)であるとも...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...或る荒寥(こうりょう)とした...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...前の句と同じく、或る荒寥とした、心の隅の寂しさを感じさせる句であるが、その「寂しさ」は、勿論厭世(えんせい)の寂しさではなく、また芭蕉の寂びしさともちがっている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...荒寥(こうりょう)たる漂泊旅愁のリリックとなって歌われている...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...万目(まんもく)荒寥(こうりょう)として枯れた中に...
萩原朔太郎 「郷愁の詩人 与謝蕪村」
...そして或る人は荒寥とした極光地方で...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...景色の荒寥とした山の上や...
萩原朔太郎 「宿命」
...わが感情は飢ゑて叫びわが生活は荒寥たる山野に住めり...
萩原朔太郎 「氷島」
...久遠に輪を斷絶するもああかの荒寥たる平野の中日月我れを投げうつて去り意志するものを亡び盡せり...
萩原朔太郎 「氷島」
...荒寥たる寒村の路傍にあり...
萩原朔太郎 「氷島」
...砂礫ばかりの樹木のない荒寥たるべき景色も...
正宗白鳥 「登山趣味」
...これも合祀のため荒寥し...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...もと富士山下の荒寥たる田舎を出て...
柳田国男 「雪国の春」
...かう云ふ荒寥とした沙の世界を目にすると...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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