...茗荷屋(みょうがや)でございます...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...茗荷(みょうが)...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...草冠をつけて「茗荷(みょうが)」としたのだといいます...
高神覚昇 「般若心経講義」
...草の葉も稲の葉も茗荷(みょうが)の葉も皆葉端(はさき)を捲(ま)いて...
田中貢太郎 「雑木林の中」
...茗荷一把―五本―七銭は松山としては高すぎるよ...
種田山頭火 「一草庵日記」
...苦茗、といふよりも熱茗をすゝる、まづ最初の一杯を仏前に供へることは決して忘れない、私にも草庵一風の茶味があつてもよからう、しかし、酒から茶への転換はまだ/\むつかしい...
種田山頭火 「其中日記」
...余が茗渓の中学を卒業せし頃なるべし...
断膓亭日記巻之四大正九年歳次庚申 「断腸亭日乗」
...拙者のところは小石川の茗荷谷...
中里介山 「大菩薩峠」
...法然院ひやゝけく庭にもりたる白沙の松の落葉に秋雨ぞ降る竹村は草も茗荷も黄葉してあかるき雨に鵯ぞ鳴くなる白河村女郎花つかねて浸てし白河の水さびしらに降る秋の雨一乘寺村秋雨のしく/\そゝぐ竹垣にほうけて白きたらの木の花詩仙堂落葉せるさくらがもとにい添ひたつ木槿の花の白き秋雨唐鶸(からひは)の雨をさびしみ鳴く庭に十もとに足らぬ黍垂れにけり下鴨に詣づ...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...鷹の羽がいつの間にやら抱茗荷(だきみょうが)になって...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...抱き茗荷が附いて居るが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...玉茗館(ぎょくめいかん)という旅館の娘だったので...
長谷川時雨 「遠藤(岩野)清子」
...その葉が茗(チャ)の実に類し...
牧野富太郎 「植物記」
...その池の周囲の畑にできる茗荷は二つずつ抱き合った形でできるという古くから伝わっている説を話してくれた...
山本禾太郎 「抱茗荷の説」
...茗荷谷(みょうがだに)の牢獄から山へお迎えいたしたのでございます...
吉川英治 「江戸三国志」
...と――茗渓の上の方から...
吉川英治 「江戸三国志」
...稽古にひと汗かいた人々に圍まれて苦茗をすすりながら...
吉川英治 「折々の記」
...共に苦茗(くめい)を啜(すす)り...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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