...苔の上に寝てゐる恋人を見つけた...
アナトール・フランス Anatole France 芥川龍之介訳 「バルタザアル」
...欠目に青苔(あおごけ)の生えた...
泉鏡花 「婦系図」
...苔蒸(こけむ)し...
泉鏡花 「怨霊借用」
...底の水苔を味噌汁のように煽(おだ)てて...
鈴木三重吉 「千鳥」
......
種田山頭火 「旅日記」
...苔生(こけむ)した瓦(かわら)屋根の頂に...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...墓地一面の金色の苔の上から...
豊島与志雄 「幻の園」
...その堂へ行く細い苔道には...
直木三十五 「南国太平記」
...苔のついた土の上へ降りて...
直木三十五 「南国太平記」
...三匹の鶺鴒(せきれい)がその上をば長い尖(とが)った尾を振りながら苔の花を喙(ついば)みつつ歩いている...
永井荷風 「監獄署の裏」
...自分は苔(こけ)の上に坐った...
夏目漱石 「夢十夜」
...ジメジメした苔(こけ)の上に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...沁みるやうな苔深い色をして下流へ流れてゐる...
林芙美子 「旅人」
...彼の七八に「手掃蒼苔踞石上...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...例之(たとへ)ば午、吸物摘入、小蕪菁(こかぶ)、椎茸、平昆布、大口魚(たら)、鱠(なます)、千六本貝の柱、猪口はり/\、焼物生鮭粕漬、夕、吸物牡蠣海苔、口取蒲鉾卵橘飩(きんとん)青海苔を塗(まぶ)したる牛蒡鯛の小串、刺身比目魚(ひらめ)黒鰻(まぐろ)、大平(おほひら)鯛麪(たひめん)、旨煮(うまに)烏賊牛蒡土当帰(うど)、概(おほむね)此類であつた...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...冬から春にかけて無数にできる海苔干し場と...
山本周五郎 「青べか物語」
...夜中になると海苔漉き小屋へいって寝るだ...
山本周五郎 「青べか物語」
...ところどころに塊り生えた樹の色は苔かと見える...
横光利一 「旅愁」
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