...この見得を切るのが大杉を花やかな役者にもしたが...
内田魯庵 「最後の大杉」
...その終(をは)りの辞(ことば)に「たま/\花さくも花やかならず茎太(くきふと)けれども斧(をの)にあたらず...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...花やかさに見えました...
田中英光 「オリンポスの果実」
...さすがに若い女の仕事場らしい色彩の花やかさも感じられ...
谷崎潤一郎 「細雪」
...幸子は夫にも云われていたので、結構なお方のように思うけれども、何分先方さんのお考がもう少しハッキリしないことには、と云うと、いいえ、それは御懸念(けねん)には及びませんの、と云って、ただあのお嬢さんは内気で陰気な性質のように思われるが、その点はどうか知らん、自分は花やかな、ぱっとした感じの人が好きなんだけれどって、今朝丹生さんの奥さんに電話でそんなお話があったそうですの、と云うのであった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...却(かえ)って内部に花やかさを蔵しているとさえ申上げたことがあり...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そして誰も皆その花やかな生活を羨んだ...
田山録弥 「紅葉山人訪問記」
...この通り花やかなものでございましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...その花やかな打掛の姿で...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼等のおもてだつた生活は相も變らず單調なまでに花やかなのです...
堀辰雄 「若菜の卷など」
...いとも花やかなる私達の円卓子にお集りになつた学識に富み夢に恵まれ...
牧野信一 「卓上演説」
...あれあ実に花やかな思ひつきだ...
牧野信一 「夜の奇蹟」
...その花やかさを支(ささ)えていたもののように思われる...
柳田国男 「海上の道」
...隠れ岩にはしだいに花やかな彩色を加えるようだが...
柳田国男 「雪国の春」
...そうしてその感動を新たに花やかな言の葉に装うて...
柳田国男 「雪国の春」
...花やかな木蓮もをしかつたが沈丁華の大株も惜しかつた...
横瀬夜雨 「五葉の松」
......
横瀬夜雨 「花守」
...花やかな灯(ひ)の映(さ)している障子を撫でまわして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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