...棚に飼つた麝香猫(じゃこうねこ)の強い薫(かおり)が芬(ぷん)とする……同(おなじ)やうに吹通(ふきとお)しの...
泉鏡花 「印度更紗」
...藍(あい)の香が芬(ぷん)とする...
泉鏡花 「婦系図」
...芬(ぷん)と湿りを帯びた階段を...
泉鏡花 「開扉一妖帖」
...私は水仙の冷え冷えとした高い芬香に...
薄田泣菫 「水仙の幻想」
...一たい芬蘭土(フィンランド)はほとんど外国語が通じない...
谷譲次 「踊る地平線」
...カッフェーの女給仕は競馬石鹸の匂芬々(ふんふん)として新粧を凝し千束町の白首(しろくび)は更にアルボース石鹸の臭気をいとわず...
永井荷風 「偏奇館漫録」
...芬々(ふんぷん)として隱しやうはありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...彼等は永遠に稚気芬々(ふんぷん)たる子供であるから...
萩原朔太郎 「詩の原理」
...土岐は芬陀利花院(ふんだりげいん)に...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...……五六月の候、いとも勇敢に、路傍に南方の山中に、或時は高さ三碼にも達する巨大な総(ふさ)づきの毬を形つくり、純金の壮麗な箒でもつて蔽はれ、その香芬は、灼熱した太陽の威烈のもとに謂ひ知れぬ歓喜を漲らすのである...
牧野信一 「卓上演説」
...新しい木綿(もめん)の芬(かほり)が微に鼻を撲(う)ツた...
三島霜川 「平民の娘」
...追随千里護芳芬...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...おまけに下品な悪臭芬々として...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...芬子の説明で初めて解ったのだ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...そこで芬夫人はその由来をこの絵巻物に手記して子孫に伝えた……めでたしめでたしというわけだ」「じゃその名文は芬夫人が書いたんですね」「イヤ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...しかし肉筆と彫刻とは非常に字体が違う事があるから当てにはならない」「何にしても唐津の港では大評判だったでしょうね……芬夫人の身の上が……」「無論...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...大倭朝(やまとちょう)天平宝字(てんぴょうほうじ)三年(ねん)癸亥(きがい)五月(がつ)於(おいて)二西海(さいかい)火国(ひのくに)末羅潟(まつらがた)法麻殺几駅(はまさきえきに)一大唐(だいとう)翰林学士(かんりんがくし)芳九連(ほうきゅうれん)二女(じょ)芬(ふん)識(しるす)という文字を二三度繰り返して読んで...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...一層信じ難く名状し難い悪夢――粘液にまみれ悪臭芬々たる...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
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