「芒」の意味
イネ科植物の穂先
小説での「芒」の使い方
...仄明くサーチライトの光芒(ひかり)をひらめかして...
大阪圭吉 「動かぬ鯨群」
...枯草に尚(なお)さま/″\の姿あり高々と枯れ了(おお)せたる芒(すすき)かなもの皆の枯るゝ見に来よ百花園十二月十六日 家庭俳句会...
高浜虚子 「五百五十句」
...そうして私はまるで落日の光芒に酔ったように...
外村繁 「落日の光景」
...蔦の葉模様の襖に芒と映ってるきりで...
豊島与志雄 「反抗」
...この気が遠くなるほど古く芒洋とした話は京洛のそれとちがひしんしんとした杉の森のなかに黒ぐろとたつてる東国の社にふさはしい趣をそへる...
中勘助 「府中のけやき」
......
野口雨情 「都会と田園」
...今度は手に手にみんなが長い銀穂の芒を持つてゐる...
橋本多佳子 「椎の実」
...芒や野菊が乱れている辺りに落ち葉を散らす...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...世にも不思議な巨大なランプの月の傘の如く八方に放った光芒(こうぼう)が澄明な黄金の輪を現出して...
牧野信一 「吊籠と月光と」
......
松本たかし 「松本たかし句集」
...芒(すすき)や雑木林の続く道を暫くいったとき...
山本周五郎 「日本婦道記」
...芒の茎にたかると...
横光利一 「日輪」
...客星の光芒(こうぼう)弱く...
吉川英治 「三国志」
...そのへんの青芒(あおすすき)を大鎌でバラバラ刈った...
吉川英治 「私本太平記」
...やがて芒蕩山(ぼうとうざん)の三魁(さんかい)といわれる三名の賊将をとりこにして帰り...
吉川英治 「新・水滸伝」
...その五芒星形を基盤にした平面図は大まかに言って現代の要塞を思わせた...
H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft The Creative CAT 訳 「狂気の山脈にて」
...枯芒の眞深い中に腰を下した...
若山牧水 「樹木とその葉」
...野原いちめんの芒がほおけ...
若山牧水 「みなかみ紀行」
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