...クリストフと自分との艶事(つやごと)に比較することなどは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...禿げ上つた額のてらてらした艶が...
南部修太郎 「猫又先生」
...昔の身の上を匂わせるようなどことなく艶やかなところのある女...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...すると小艶へ吹矢を飛ばせるのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...これは二十一といふ咲きこぼれさうな妖艶な女です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...毛の艶(つや)も悪くなり...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...」艶子はレオナさんの手を堅く握りました...
牧野信一 「駒鳥の胸」
...日毎の樽野の手触りで公園の運動器具のやうに不自然な艶を帯びてゐた...
牧野信一 「籔のほとり」
...お艶ちゃんの奴は俺を裏切って行ってしまったよ...
正岡容 「寄席」
...女房に似合うと誰が言うたこちゃやりわせぬ 返しゃせぬウウウ……いつかまたお艶仕込みの新内が口に上ってきた...
正岡容 「寄席」
...とにかく今日は艶福の多い日だつた...
正岡子規 「墓」
...雪之丞の艶姿(あですがた)を振り照らしながら呼びかけた...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...兵部卿の宮は艶(えん)なにおいを携えて...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...そして今よく見る宮のお姿はきわめて艶(えん)であった...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...水茶屋(みずぢゃや)券番(けんばん)の馬賊五人組芸者として天下に勇名を轟かしたお艶(えん)...
夢野久作 「近世快人伝」
...艶容を見とめることは出來ない...
吉江喬松 「山岳美觀」
...ご主君の方はその青い艶(つや)やかな若入道(わかにゅうどう)の頭(つむり)から額(ひたい)へかけてぼうと上気をみせながら...
吉川英治 「私本太平記」
...飴色(あめいろ)に拭(ふ)き艶(つや)のでている面皮(めんかわ)の柱をいくつも曲がって...
吉川英治 「松のや露八」
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