...楓樹にはいのぼって上端(じょうたん)にある色よい枝を折ってくれた...
伊藤左千夫 「河口湖」
...榛(はしばみ)の樹が作る筋違骨(すぢかひぼね)の下(した)に蹲(うづくま)る色よい少女(をとめ)...
上田敏 上田敏訳 「牧羊神」
...色よい返事が貰えぬときは...
高見順 「いやな感じ」
...犯人はおそらく血色よい顔した逞しい男であると...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...古(いにしえ)の猶太(ユダヤ)の神は万物創造の終りにあたってすべての色よい鳥の羽の残りをつづって羽衣(はごろも)とし...
中勘助 「島守」
...貴君に色よい手紙を呉れる...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」
...色よい返事であった...
中谷宇吉郎 「アラスカの氷河」
...どこからも色よい返事はなかった...
久生十蘭 「魔都」
...あらためて色よい返事を...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...スペンサ氏から色よい返事をもらうつもりでした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...「半ポンドかせがないか」運転手が色よい返事をした...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「鉄面皮」
...だがテーブルの端に座わった髭無し所長からは色よい返事がなかった...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...あの古代の哲学者がその追いまわした少女から色よい返事がえられなかったのを嘲られて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...綾姫は久能にも色よい返事をしたのであった...
夢野久作 「あやかしの鼓」
...曹操の色よい返辞には...
吉川英治 「三国志」
...色よい返事である...
吉川英治 「三国志」
...まだ一度も――俗にいう色よい返辞などはくれたこともない寧子であった...
吉川英治 「新書太閤記」
...決して色よい返事は...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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