...舌を抜かれるやら...
芥川龍之介 「杜子春」
...もう僕も饒舌(じょうぜつ)はいいかげんにする...
有島武郎 「片信」
...去れば政友會の諸君も衷心を欺かず賛同せよと喝破して降壇せんとするや政友會の院内總理元田肇氏は島田氏に質問ありと叫び君の辯舌が餘りに巧妙なる故趣意の存する所を知るに苦しむ...
石川啄木 「雲間寸觀」
...また天神さまのお喋舌(しゃべり)かと言ってやりたかったが...
岩野泡鳴 「猫八」
...おれは何をためらったのだろう?)宇治は激しく舌打ちして眼を開いた...
梅崎春生 「日の果て」
...彼女の唇と舌との巧妙な波動にあやつられて...
豊島与志雄 「紫の壜」
...一点の精彩を着せざる毒舌は...
夏目漱石 「虞美人草」
...無だと舌の根で念じた...
夏目漱石 「夢十夜」
...一寸(ちよつと)舌打(したうち)しながら見送(みおく)つて後(のち)にも無(な)いもんだ來(く)る氣(き)もない癖(くせ)に...
樋口一葉 「にごりえ」
...トロリと舌をまどわすポタージュに...
古川緑波 「このたび大阪」
...亢奮の先端で突然風車のやうに激しく息も切らさず喋舌り初めた...
牧野信一 「「悪」の同意語」
...風車仕掛の金色の眼玉と赤く長い舌と馬の尻尾の鬚を持ち...
牧野信一 「山峡の凧」
...いつの間にか不気嫌な饒舌家に変つてゐた...
牧野信一 「雪景色」
...崎陽舌官劉梅泉者客歳以事出都...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...饒舌(しゃべ)りすぎた」参吉はふと繁次を見て...
山本周五郎 「落葉の隣り」
...例えばこのあいだ」津留はこういうときまず舌に湿りをくれて精気溌溂(はつらつ)として...
山本周五郎 「思い違い物語」
...おれを買いかぶらせた程の弁舌とは...
吉川英治 「三国志」
...お喋舌(しゃべり)...
吉川英治 「新・水滸伝」
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