例文・使い方一覧でみる「興津」の意味


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...興津(おきつ)の浪(なみ)の調(しらべ)が響(ひゞ)いた...   興津の浪の調が響いたの読み方
泉鏡太郎 「雨ふり」

...興津(おきつ)……東海道の興津に...   興津……東海道の興津にの読み方
泉鏡花 「浮舟」

...興津姫せはしなの夜や...   興津姫せはしなの夜やの読み方
薄田泣菫 「泣菫詩抄」

...手前のところでは興津鯛を用いますので』と...   手前のところでは興津鯛を用いますので』との読み方
相馬愛蔵、相馬黒光 「一商人として」

...晩年に在っても興津移転問題の如きはその最も露骨なるものであって...   晩年に在っても興津移転問題の如きはその最も露骨なるものであっての読み方
高浜虚子 「子規居士と余」

...江戸より船にてのぼりしに東海道の興津(おきつ)の沖を過ぎる時に一むらの黒雲虚空よりかの船をさして飛来る...   江戸より船にてのぼりしに東海道の興津の沖を過ぎる時に一むらの黒雲虚空よりかの船をさして飛来るの読み方
太宰治 「新釈諸国噺」

...やがて麻布の興津庵(おきつあん)...   やがて麻布の興津庵の読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...私は興津(おきつ)行きの汽車に乗っている...   私は興津行きの汽車に乗っているの読み方
林芙美子 「新版 放浪記」

...大海のほとりにあれば夜の寄らん趣ならず闇襲ひくる十二年の早春興津の水口屋に宿つてゐた時の作...   大海のほとりにあれば夜の寄らん趣ならず闇襲ひくる十二年の早春興津の水口屋に宿つてゐた時の作の読み方
平野萬里 「晶子鑑賞」

...ここが興津か...   ここが興津かの読み方
正岡子規 「初夢」

...大正元年十月の中央公論に「興津彌五右衛門の遺書」が載せられたのが第一作であった...   大正元年十月の中央公論に「興津彌五右衛門の遺書」が載せられたのが第一作であったの読み方
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」

...「興津彌五右衛門の遺書」・「阿部一族」・「佐橋甚五郎」(岩波文庫・『阿部一族』所収)...   「興津彌五右衛門の遺書」・「阿部一族」・「佐橋甚五郎」の読み方
宮本百合子 「鴎外・芥川・菊池の歴史小説」

...沖津を興津と相改め候(そろ)様(よう)御沙汰(ごさた)有之候...   沖津を興津と相改め候様御沙汰有之候の読み方
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」

...興津弥五右衛門景吉は高桐院(こうとういん)の墓に詣(もう)でて...   興津弥五右衛門景吉は高桐院の墓に詣でての読み方
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書」

...万治元戊戌年(つちのえいぬのとし)十二月二日興津弥五右衛門華押(かおう)皆々様この擬書(ぎしょ)は翁草(おきなぐさ)に拠って作ったのであるが...   万治元戊戌年十二月二日興津弥五右衛門華押皆々様この擬書は翁草に拠って作ったのであるがの読み方
森鴎外 「興津弥五右衛門の遺書(初稿)」

...興津峠(おきつとうげ)などをすぎ...   興津峠などをすぎの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...興津(おきつ)の浜あたりに陣した時...   興津の浜あたりに陣した時の読み方
吉川英治 「源頼朝」

...冬田中あらはに白き道ゆけばゆくての濱にあがる浪見ゆ(五首静浦附近)田につづく濱松原のまばらなる松のならびは冬さびて見ゆ桃畑を庭としつづく海人(あま)が村冬枯れはてて浪ただきこゆ門ごとにだいだい熟れし海人が家の背戸にましろき冬の浪かな冬さびし靜浦の濱にうち出でて仰げる富士は眞白妙なりうねり合ふ浪相打てる冬の日の入江のうへの富士の高山(二首静浦より三津へ)浪の穗や音に出でつつ冬の海のうねりに乘りて散りて眞白き舟ひとつありて漕ぐ見ゆ松山のこなたの入江藍の深きに(四首江の浦)奥ひろき入江に寄する夕潮はながれさびしき瀬をなせるなり大船の蔭にならびてとまりせる小舟小舟に夕げむり立つ砂の上にならび靜けき冬の濱の釣舟どちは寂びて眞白き富士川の鐵橋を過ぎて岩淵蒲原由比の海岸、興津の清見寺、さらに江尻から降りて三保の松原に到るあたりのことを書くべきであらうが、蒲原由比は東海道線を通るひとの誰人もがよく知つてゐる處であらうし、三保にもさほど私は興味を持たぬ...   冬田中あらはに白き道ゆけばゆくての濱にあがる浪見ゆ田につづく濱松原のまばらなる松のならびは冬さびて見ゆ桃畑を庭としつづく海人が村冬枯れはてて浪ただきこゆ門ごとにだいだい熟れし海人が家の背戸にましろき冬の浪かな冬さびし靜浦の濱にうち出でて仰げる富士は眞白妙なりうねり合ふ浪相打てる冬の日の入江のうへの富士の高山浪の穗や音に出でつつ冬の海のうねりに乘りて散りて眞白き舟ひとつありて漕ぐ見ゆ松山のこなたの入江藍の深きに奥ひろき入江に寄する夕潮はながれさびしき瀬をなせるなり大船の蔭にならびてとまりせる小舟小舟に夕げむり立つ砂の上にならび靜けき冬の濱の釣舟どちは寂びて眞白き富士川の鐵橋を過ぎて岩淵蒲原由比の海岸、興津の清見寺、さらに江尻から降りて三保の松原に到るあたりのことを書くべきであらうが、蒲原由比は東海道線を通るひとの誰人もがよく知つてゐる處であらうし、三保にもさほど私は興味を持たぬの読み方
若山牧水 「樹木とその葉」

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