「至る」の意味
ある場所や状態に達する
小説での「至る」の使い方
...法王の初代彼得(サンピエトロ)よりこの法王に至るまで...
井上円了 「欧米各国 政教日記」
...何人も恐らく上の四つの概念に思い至る外はないであろう...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...曾て自由黨の中堅たる土佐派すらも殆ど屏息して彼れの指命を受くるの止むを得ざるに至る...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...時の傷跡のうちに至るところ魂が露(あら)わに見えていた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...一八二三年から一八三三年に至る十年間の費用を示すものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...丁度現在目の前に横(よこたわ)っている飯田橋(いいだばし)から市ヶ谷見附に至る堀端一帯の眺望をいつもその背景にして進展していた...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...今日に至るまでいまだ実効の挙がるを見ず...
福沢諭吉 「学問のすすめ」
...今日に至る迄尚研究されて居る...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...一八〇二年から一八一三年に至るまでの一一年間に約八〇〇...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...その目に触れた以上精神を取り乱して大過失を引き起こすに至るかもしれぬ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...蘭軒は此年何月に至るまで長崎に淹留(えんりう)したか...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...六本木に至る道筋がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...易簀(えきさく)の日に至るまで牀辺を離れなかつたことも亦同じである...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...明治十九年に至るまで...
森鴎外 「渋江抽斎」
...こんにちに至るまで医学の神々がわれわれの五臓六腑について議論をやめないところを見ると...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...元禄より享保に至るまで人各(おの/\)...
山路愛山 「頼襄を論ず」
...劉備は、近づいて、廟にぬかずきながら、「そうだ、孔子、今から七百年前に、魯(ろ)の国(山東省)に生れて、世の乱れを正し、今に至るまで、こうして人の心に生き、人の魂を救っている...
吉川英治 「三国志」
...そして資本は一職業から他の職業に移転されついに利潤の平衡が囘復されるに至るのであるが...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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