...今では女も自覚しているから...
田山花袋 「蒲団」
...そうしてそれを自覚している人でなければこれほど無邪気にはなれまいと思ったことであった...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...物理学教科書にある方則と寄宿舎の規則との区別を自覚している生徒がどれだけあるか疑わしい...
寺田寅彦 「方則について」
...「先生は自覚しているんだろうか...
徳田秋声 「黴」
...この社会科学は自分のイデオロギー性=階級性を最も能く自覚していることをその特色とする(ブルジョア社会科学は併し...
戸坂潤 「イデオロギー概論」
...単に夫が科学的研究過程を自覚している場合の夫に過ぎない...
戸坂潤 「科学論」
...それは初めからプロレタリアの利害意識を自覚しているのだから...
戸坂潤 「現代哲学講話」
...自覚しているわけである...
戸坂潤 「思想としての文学」
...意志の自由を吾々が自覚している...
戸坂潤 「思想としての文学」
...これを自覚しているものはまだ心配が少ない...
戸坂潤 「世界の一環としての日本」
...その悪癖を自覚しているから...
中里介山 「大菩薩峠」
...けれども彼はもう一歩進んで飽(あく)までその真相を研究する程の権利を有(も)っていないことを自覚している...
夏目漱石 「それから」
...ふかく自覚していることが大切である...
羽仁もと子 「たましいの教育」
...父は自覚しているのか...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...二人ともかなり自覚しているのがよくわかった...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「なぐり合い」
...聊(いささ)かバレンチノを自覚していると見える...
夢野久作 「超人鬚野博士」
...「病(やまい)を病と自覚している病人はつねに意を用いているからまだよいが...
吉川英治 「新書太閤記」
...自国の富強の根本としてゆこうと自覚している程な将は――まだ豊臣系や徳川系の諸侯を見わたしても極めて少ないのではあるまいか...
吉川英治 「宮本武蔵」
便利!手書き漢字入力検索
