...自ら言うは異な事なれど...
饗庭篁村 「良夜」
...決して退いて自ら養ふの意義を見誤らない筈である...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...以て他山の石となして自ら猛省せなければならぬ...
大隈重信 「現代の婦人に告ぐ」
...アイギス持てる天王の愛づる明眸アテーネー、その多彩なる精妙の衣、自ら織りいだし、 385自ら巧みなせるもの、父神の堂に脱ぎ棄てつ、雷霆の神クロニオーンもてる胸甲身に帶びつ、かくて涙の基なる暴びの戰具整へり...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...実に最近の事実なり此の間属僚中にも分裂を生じて自ら政党に接近するものを出だせりと雖も...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...それに自ら気づいては...
豊島与志雄 「反抗」
...彼は自ら戦慄を禁じ得なかった...
豊島与志雄 「二つの途」
...マリユスはその名も知らぬ老人について自ら矜(ほこ)りを感じた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...リュクサンブールへもウエスト街へも再び足をふみ入れまいと自ら誓った...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...天子自ら耒耜(らいし)を載せ給ひて諸侯を従へ...
中里介山 「大菩薩峠」
...黒塚でもありゃしねえ」と自ら嘲笑(あざわら)いました...
中里介山 「大菩薩峠」
...彼ら自らその個体と種族を保存さすべく...
萩原朔太郎 「老年と人生」
...兄さん、これはどういうことですか」メアリは、扉影に立ちつくすベリントン大佐を差しおいて、自ら進み出た...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「くちなしの花」
...私は自らいよいよ落語家になりますという口上を書いている...
正岡容 「わが寄席青春録」
...著者ポール氏自らかの孤児院に往きてその一人を延見(ひきみ)しに普通の白痴児の容体で額低く歯やや反(そ)り出(で)動作軽噪時々歯を鳴らし下顎攣(ひき)つる...
南方熊楠 「十二支考」
...これにつきて自ら信ぜざることをも記載せり...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...自らを傷つける愚かさに落ちる...
柳宗悦 「工藝の道」
...自ら“時鳥の大臣”などと署名している...
吉川英治 「平の将門」
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