...そこは深い谷に臨んだ...
芥川龍之介 「杜子春」
...更に又芭蕉その人の句作に臨んだ態度を見れば...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...竹山の室は街路(みち)に臨んだ二階の八疊間で...
石川啄木 「病院の窓」
...もしこの最後の光まで失せ去った時はすなわち第七の艱難が臨んだのであって...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...それはもちろん風雅の心をもって臨んだ七情万景であり...
寺田寅彦 「俳諧の本質的概論」
...丁字形に入込んでいる中庭に臨んだ主人の寝室(ねま)を...
徳田秋声 「あらくれ」
...たんに表立った儀式に臨んだのみならず...
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」
...ドニェープルに臨んだ河港...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...やはり早川に臨んだ福住の二階座敷の歌である...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...その谷に臨んだ崖の上に...
三好十郎 「樹氷」
...そしてお言葉を受けてこの大臣もお式の場へ臨んだ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...これにあっては塚の神の信仰となりこの徒またこれを挿んで田舎人に臨んだらしいことである...
柳田國男 「地名の研究」
...そこは弁天谷に臨んだ断崖の上である...
山本周五郎 「風流太平記」
...将軍家の隠し目付がここに臨んだという囁きは...
吉川英治 「大岡越前」
...危うい哉(かな)――何も知らずに蕭関へ臨んだら...
吉川英治 「三国志」
...玄徳は迎えられて、そこへ臨んだ...
吉川英治 「三国志」
...漢中の孔明の所へも同様に臨んだ...
吉川英治 「三国志」
...水に臨んだ裏部屋の破れ簾(すだれ)を捲いて...
吉川英治 「新・水滸伝」
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