...臆病な私は一人で外に出ることはなかった...
外村繁 「澪標」
...臆病な女だと云ふことが知れた...
レオ・トルストイ Lev Nikolaevich Tolstoi 森林太郎訳 「パアテル・セルギウス」
...淫婦刺殺という折角(せっかく)の義挙も臆病な莫迦(ばか)者の裏切によって失敗したと...
中島敦 「盈虚」
...憤悶(ふんもん)と慙恚(ざんい)とによって益々(ますます)己(おのれ)の内なる臆病な自尊心を飼いふとらせる結果になった...
中島敦 「山月記」
...あなたは臆病なんです...
夏目漱石 「明暗」
...臆病な狐のやうに...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...地球の廻転椅子に腰を掛けてガタンとひとまわりすれば引きずる赤いスリッパが片方飛んでしまった淋しいな……オーイと呼んでも誰も私のスリッパを取ってはくれぬ度胸をきめて廻転椅子から飛び降り飛んだスリッパを取りに行こうか臆病な私の手はしっかり廻転椅子にすがっているオーイ誰でもいゝ思い切り私の横面をはりとばしてくれそしてはいてるスリッパも飛ばしてくれ私はゆっくり眠りたい落ちつかない寝床の中で...
林芙美子 「放浪記(初出)」
...車のあたまがめちゃめちゃになってしまった」「臆病なひとって...
久生十蘭 「あなたも私も」
...密告ぐらいしそうな臆病な顔もいくつかある...
久生十蘭 「ノア」
...怖いと思わない」山木は何故か急に臆病な眼付になって...
久生十蘭 「魔都」
...臆病な私に様々な警告を与へながら次第に馬の速度をはやめた...
牧野信一 「鱗雲」
...「臆病な癖に、大それた、ケチな真似はしない方が好いよ...
牧野信一 「好日の記」
...俺は臆病なんだから――」「何を六ヶ敷い顔つきをしてゐるんだ...
牧野信一 「素書」
...――臆病な、弱い人間なんだな...
山本周五郎 「ちくしょう谷」
...何故喧騷の中で、群集の中で、臆病な人間が、この自然の前へ來た時、十分の活力を得られるであらうか...
吉江喬松 「霧の旅」
...かれの臆病な悪魔的な考えは萎(な)え惧(おそ)れた...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ぼくは臆病なので彼らのような大胆にはなれず...
吉川英治 「忘れ残りの記」
...臆病な「虫」といわれていた黒吉を...
蘭郁二郎 「夢鬼」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
- 野球選手の根尾昂さん: プロ8年目で初勝利を達成した中日の投手🎉
- 小説家の朝井リョウさん: 「イン・ザ・メガチャーチ」第23回本屋大賞を受賞した 🏆
- 声優の梶裕貴さん: 声優として20周年を機に音声AI事業を軸とする新会社を設立。🦋
時事ニュース漢字 📺
