...高橋が去り古川が罷(や)める以上はイツマデ腰弁を甘んずる義理も興味もないので...
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」
...一人坊(ひとりぼ)っちの腰弁当の細長い顔から後光(ごこう)がさした...
夏目漱石 「野分」
...「私はこの通り腰弁(こしべん)で...
野村胡堂 「悪人の娘」
...平板無味な鳴海司郎の腰弁生活に...
野村胡堂 「悪人の娘」
...腰弁ぐらし三十三年去年から...
野村胡堂 「胡堂百話」
...今でこそ私は腰弁当と人の数にも算(かず)まえられぬ果敢(はか)ない身の上だが...
二葉亭四迷 「平凡」
...私は今眇(びょう)たる腰弁当で...
二葉亭四迷 「平凡」
...又一介の腰弁堀切氏の「意見」に共鳴せざるを得ない...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...しかもこのお坊ちゃんと腰弁の東京に対する「遺憾」を裏書するものが...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...その大建築に雲の如く出入りする腰弁達の三つである...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...その中でも腰弁たちは...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...腰弁の方は家族同伴でやって来た新分子が多い...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...しかし腰弁は、不景気となると、「首」という問題が起る...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...この二ツは現在の東京の腰弁級の最高の理想と云って差支えない...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...就中(なかんずく)プラチナの腕時計が如何に彼等腰弁の仲間に流行しているかは...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...彼等が学生や腰弁時代に口を極めて罵っていた...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...今一つには給仕や安腰弁と見られないためもあろうし...
夢野久作 「街頭から見た新東京の裏面」
...毎日毎日大学に腰弁をきめ込んでいるうちに...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
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