...小さな椅子(いす)に腰かけて楽しくあそびました...
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 矢崎源九郎訳 「雪の女王」
...腰かけにあがっている八木君の足もとにかけ集った...
海野十三 「時計屋敷の秘密」
...私は彼女と並んで腰かけ...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...彼女は腰かけたなり...
アントン・チェーホフ 神西清訳 「桜の園」
...石に腰かけて一休しました...
土田耕平 「八の字山」
...マリイは箱に腰かけて...
豊島与志雄 「街の少年」
...ハーモニカ夜店の町のあかりさへ二人は避けてそれとなく抜ける横町河岸づたひ橋にも遠き砂置場石に腰かけかたりけり...
永井壮吉 「偏奇館吟草」
...そうして籐椅子(とういす)に腰かけながら...
堀辰雄 「聖家族」
...穏坊はスパスパと吹かしていた煙管を自分の腰かけている石で叩きながら「そうさねー...
正岡子規 「死後」
...なまあたたかい宵を揺(ゆり)いすに腰かけて新聞をよみながら...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...川風の凉しい縁側の椅子に腰かけてゐると...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...ただひとりで曲(きょくろく)に腰かけていたあの老僧だ...
吉川英治 「三国志」
...台所の端に腰かけた...
吉川英治 「新書太閤記」
...店框(みせがまち)の端に腰かけていた...
吉川英治 「梅里先生行状記」
...残らずみんな」「聞いたと」「聞きました」堂の濡れ縁に腰かけこんで...
吉川英治 「源頼朝」
...キャーッっていった女の声がさ」「城太さんは、それをかぶって、どこにいたの」「この崖をずっと登って行ったら、そこにもこのくらいな道があってね、その道のもっと上の方に、ちょうど坐りいい巨(おお)きな岩があったから、そこに腰かけて、ぽかんと、お月様の落ちて行くのを見ていたのさ」「それをかぶって?」「うん、……なぜっていえば、そこいらでやたらに、狐が啼(な)いたり、狸だか狢(むじな)だか知れない奴がゴソゴソするから、仮面(めん)をかぶって威張っていたら寄りつけまいと思ったからさ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...再び牛の背に腰かけた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...「――あっ」巌流は、腰かけたまま、顔をかわし、途端に、伊織の腕くびを引っつかんでから――「ア熱(つ)! ……」片目をつぶりながら、憤然と、突っ立った...
吉川英治 「宮本武蔵」
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