...古傷が目から頬にかけて一直線に大きく腫れ上がっているため...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「唇のねじれた男」
...やがてその痔が急激に腫れあがって...
徳田秋声 「仮装人物」
...今のうち冷し薬で腫れを散らそうというのが...
徳田秋声 「仮装人物」
...顔の腫れは一晩たつと...
徳田秋聲 「浪の音」
...一晩のうちにひどく腫れあがって...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...腫れぼつたい眼を細めて...
林芙美子 「就職」
...顔のくちやくちやに腫れ上つた黒焦の男を見た...
原民喜 「廃墟から」
...板の間の筵(むしろ)の上にごろごろしている重傷者のなかに黒く腫れ上った少女の顔がある...
原民喜 「火の唇」
...これが社交疲れというのかして、掌(てのひら)は痛むし、首筋は腫れるし、胃袋もどうやら紅茶臭くなっているようだ、その他の部分も少し休養させなくては護謨(ゴム)が伸びてしまう」とコン吉がいうと、タヌも朦朧たる声で「ではね、そこへ(臨時休業)の札を出しておいてちょうだい、よく窓掛けを閉めてね」とぐるりと向うへ寝返りを打ったと思うと、はやすやすやと寝入ってしまった...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
...そのために後で両方の顳だけでも二百四十匹からの蛭を吸いつかせなければならなかったほど顔がぽんぽんに腫れあがったことがあるなどと話したものだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...眼は一方は腫れ塞がって...
正岡容 「我が圓朝研究」
...テント内〈7℃/21時〉十二月二十六日 雨熱っぽく、耳下腺腫れる...
松濤明 「槍ガ岳」
...蛇腐るに随って腫れ減ずと見ゆ...
南方熊楠 「十二支考」
...母の瞼は腫れぼったくなっていて...
矢田津世子 「女心拾遺」
...布団の裾(すそ)の方の箪笥(たんす)の上の小箪笥を腫れぼったい指で指すので...
夢野久作 「近世快人伝」
...ホンの少しばかり腫れぼったい目を開いて...
夢野久作 「近世快人伝」
...酒腫れに腫れた赤黒い入道顔を撫でまわした...
夢野久作 「呑仙士」
...四斗樽のように腫れた脚をかかえて寝ていると...
吉川英治 「宮本武蔵」
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