...跣足になった脚の向脛(むこうずね)に注射針を一どきに十筒も刺し通されたほどの痛みを覚えたからだ...
有島武郎 「フランセスの顔」
...其の下から圓く肥つた眞白い脛(はぎ)の出たのが眼に浮んだ...
石川啄木 「病院の窓」
...いや、よくお前とは喧嘩をしたものだ」しかし、私の左の向う脛にも、また、右の向う脛にも、そんな傷は一つも無いのである...
太宰治 「親友交歓」
...彼女ノ脹脛ノ同ジ位置ヲ唇デ吸ッタ...
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」
...脛の起端を――筋肉の最もあつき部を討ちぬ...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...脛(けい)のみ」と...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...春信が女はいづれも名残(なごり)惜しき昼の夢より覚(さ)めしが如き目容(まなざし)して或(ある)ものは脛(はぎ)あらはに裾(すそ)敷き乱しつつ悄然(しょうぜん)として障子に依(よ)りて雨斜(ななめ)に降る池の水草(みずくさ)を眺めたる...
永井荷風 「江戸芸術論」
...空脛(からすね)のままで押し通して来た...
夏目漱石 「坑夫」
...白い脛と赤い裳(もすそ)に...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ヤスリのような鮫皮(さめかわ)で私の脛(すね)をこすっていきましたので...
久生十蘭 「手紙」
...不図私が見ると鬼のやうに逞しい荒くれた毛脛の二本の脚部をすつかり露出して...
牧野信一 「心象風景」
...空脛も露はの大童で馬のやうに突貫した...
牧野信一 「創作生活にて」
......
正岡子規 「俳人蕪村」
...蕪村の句には夕風や水青鷺の脛を打つ鮓を圧す我れ酒醸(かも)す隣あり宮城野(みやぎの)の萩更科(さらしな)の蕎麦にいづれのごとく二五と切れたるあり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...5830その脛は腱(すじ)あらはに痩せたるが好し...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...脛の骨には罅が入っていた...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...助右衛門の脛(すね)を薙(な)いだ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...毛脛(けずね)をむき出したりして...
吉川英治 「宮本武蔵」
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