...今はこれが自分の脛の第二世となっている――それを撫でるともなしに撫で始めたが...
海野十三 「大脳手術」
...向脛をすりむいだり...
種田山頭火 「其中日記」
...脚部を守る武具附せる脛甲...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...新たに成りし錫製の脛甲爲に物凄く...
ホーマー Homer 土井晩翠訳 「イーリアス」
...三十になるまでも親の脛を齧り...
新渡戸稲造 「教育の目的」
...毛むくじゃらの脛をピシャピシャたたきながら...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...毎晩これでしっかりと腓(ふく)らっ脛(ぱぎ)をしめつけて寝ると...
久生十蘭 「だいこん」
...空脛も露はの大童で馬のやうに突貫した...
牧野信一 「創作生活にて」
...『淵穎集』に西域で羊の脛骨を土に種(う)えると雷鳴に驚いて羊子が骨中より出るところを...
南方熊楠 「十二支考」
...気持悪がっていらしたからつぎつぎでも脛のかくれる方がいいでしょうと思って...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...最も甚しいのは親の脛(すね)を囓(かじ)っている学生や部屋住の身分で畳付の駒下駄を足の先へ突(つっ)かけて歩くような不所存者もあります...
村井弦斎 「食道楽」
...別に一斤(きん)十八銭位な牛の脛(すね)二斤を買ってスープを五合ばかり取っておいてゼラチンを一合に五枚の割即ち五合に二十五枚水へ漬けて柔くしてそのスープへ入れて少し煮ます...
村井弦斎 「食道楽」
...通行人の脛か腰のあたりを掠(かす)めた...
室生犀星 「天狗」
...女たちが両脚に銅の脛当(すねあて)をつけている...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...はばき(脛巾)と縫い合せて隙間(すきま)のあかぬものが多くなったが...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...折れた脛の傷に塩水のしみる痛さでわれに返った...
山本周五郎 「さぶ」
...――その寝打ちの払いが届いて日本左衛門が片脛(かたずね)を断(た)たれたか...
吉川英治 「江戸三国志」
...脛も立てないでいると述べている...
吉川英治 「随筆 宮本武蔵」
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