...脇腹の裂目に獣の尾の動くのを...
泉鏡花 「怨霊借用」
...博士は何者かに両脇(りょうわき)から抱(かか)えあげられたようになり...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...板を脇へ投げ出しながら...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...右手頸及び左脇腹にも...
橘外男 「陰獣トリステサ」
...浜脇のG屋へ移る...
種田山頭火 「道中記」
...それから下の方へ下がった道脇に「正門」とあるのはたぶん前田邸の正門の意味かと思われる...
寺田寅彦 「子規自筆の根岸地図」
...そして、脇息越しに、手を延して、人形を掴んで「これか」大きい声と一緒に、四ツ本の前へ、投げつけた...
直木三十五 「南国太平記」
...他の一本の脇差の所在がわからない...
中里介山 「大菩薩峠」
...もう一度脇差を抜いて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...脇差を売った時、何か言ったはずだと思うが――」平次の問は次第に核心に触れて行きます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...匕首より脇差の方が都合がいい」「真っ暗な二階で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...脇指でも刀といふであらうか...
正岡子規 「病牀六尺」
...途中で炭が減って火が弱くなりましたら脇の七輪で火を起して折々継ぎ足さなければなりません」小山「テンピに使う炭は何がいいのです」お登和嬢「土釜(どがま)の上等がようございますね...
村井弦斎 「食道楽」
...「そっとしてそっとして」と云う声がすぐ脇で聞えた...
山本周五郎 「さぶ」
...脇息から顔をあげると...
吉川英治 「江戸三国志」
...脇坂甚内安治(やすはる)の三十歳が年頭(としがしら)で...
吉川英治 「新書太閤記」
...――が、集まった召使たちは、その脇坂甚内が、まだ微禄(びろく)な時代から、水を担(にな)い、薪を割って、貧苦の中を仕(つか)え通して来た者が、大部分だった...
吉川英治 「新書太閤記」
...禿安(はげやす)という長脇差(ながわきざし)だの...
吉川英治 「松のや露八」
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